
「次に熱量を注げる場所を探していきたい」。そう言って2024年に競技生活を終えたフィギュアスケーターの宇野昌磨。見つけ出した道はやはり銀盤の上にあった。

元世界王者の第2章が動き出す――。
オリンピック2大会で計3つのメダルを獲得、2022、23年の世界選手権を連覇するなど、男子フィギュアスケート界で一時代を築いた宇野昌磨。
24年5月に競技の道を引退した後は、プロフィギュアスケーターとして国内外のアイスショーに出演していたが、今回初めて自身でショーを企画・プロデュースする。
果たしてどのような舞台になるのか、プロデュースするにあたっての想いは?
トヨタイムズスポーツは19日、特別生放送を実施した。
ダラダラ…ゴロゴロ…だけじゃなかった2024年
宇野がトヨタイムズスポーツに出演するのは、24年6月26日以来(12月13日放送の社内駅伝回で聖火ランナーとして登場しているが、このときは映像のみ)。トヨタアスリートの引退後のキャリアを考えようという企画で、OB・OG、現役選手に引退直後の宇野も加えて、座談会の模様をお届けした。
引退時の会見では「これからも(プロとして)スケートに全力で取り組むことは変わらない」、「次に熱量を注ぐ場所を探していきたい」と語っていたが、このときの放送では「部屋でダラダラ・ゴロゴロって感じが主なセカンドキャリアです」と飾らない姿も見せてくれた。

実際にはスイスや東京などでアイスショーに出演していたが、現役時代と比べるとゆっくりできる時間は多かったようだ。
トヨタとは、アスリートとのバーベキュー大会や、女子バスケ“アンテロープス”の試合で始球式に参加、社内駅伝では聖火ランナーを務めたりと、実はいろいろと交流を続けてくれていた。

そしていよいよ今回の生放送…の1週間前、トヨタイムズの公式Xで告知すると多くの反響が集まった。
愛知県内で行われた会場には22社のメディアが集まり、トヨタイムズスポーツのYouTubeチャンネルの最大同時接続数は3,231。多くの注目が集まる中、率直な想いを語ってくれた。