2024.05.14
フィギュアスケート界に数々の記録を残し、記憶に残る演技を見せてきた宇野昌磨。21年の競技人生に区切りをつけ、新たな道を歩み始める。節目となる日をトヨタイムズスポーツが追った。
「この度現役フィギュアスケート選手を引退することとなりました」
自身のインスタグラムで伝えた引退発表から5日後の5月14日、東京・日比谷の「LEXUS MEETS...」に現れた宇野昌磨。表情はどこか晴れやかだ。
午後2時に始まったトヨタイムズスポーツのYouTube生放送には、平日にもかかわらず、最大11,337人が同時視聴し、会場には約50社のメディアが集まった。
※生放送を見逃した方は、この記事の最後にアーカイブがあるので、そちらもぜひご覧ください。
引退を発表した今の気持ち、競技者として一線を退く決意をした決め手、そしてこれからについて――。
宇野はこれまでのインタビューと変わらぬ、丁寧な口調で一つひとつ語ってくれた。
引退報告
宇野昌磨
この度現役フィギュアスケート選手を引退することとなりました。
今日まで応援してくださった皆さんに、本当に感謝しています。
また、今後はプロとしてスケートを続けていくことに変わりはないので、引き続き応援していただけると嬉しいです。
皆さんありがとうございました。
このように改めて引退を報告。そして会場に集まった多くの報道陣を前に、「これまで競技としてのフィギュアを頑張ってきた、自分の道が表れているように思うし、これだけたくさんの人たちに支えられてきたんだなと、実感しています」と想いを語った。