トヨタ擁する7つの強化運動部、プロスポーツ、モータースポーツ、個人アスリート、パラスポーツ、ウィンタースポーツによる、2023年下半期の見どころを紹介!
6月30日のトヨタイムズスポーツは、半期に一度の恒例企画「トヨタスポーツカレンダー2023下半期」。スタジオゲストはもちろん、総務・人事本部の東崇徳本部長(公式解説員)。7つの強化運動部、プロスポーツ、モータースポーツ、個人アスリート、パラスポーツ、ウィンタースポーツの順にスケジュールや見どころを一気に解説し、アスリートが現地で注目してほしいポイントも紹介。今年後半の予定を立てるのに活用していただきたい。
都市対抗野球を今年も生中継、初戦は7月15日!
硬式野球部レッドクルーザーズは7月15日に、都市対抗野球の初戦を迎える。そして今年もトヨタイムズスポーツでの実況生中継が決定! 勝ち進めば決勝は7月25日。秋には連覇を狙う日本選手権も控えている。
「全員野球」「鉄壁の守備」に注目する東本部長がよく見ている動画が、公式インスタグラムに掲載されている「Yu-Voice」だ。笑いを交えながらチームメイトを鼓舞するネタを毎試合提供している、高橋優選手の声出しは10:32から!
女子バスケットボール部は悲願の2冠達成へ
アンテロープスは、昨シーズンのWリーグのファイナルでの激闘が記憶に新しい。東本部長も「準優勝でしたけど、選手(の表情)は優勝チームの顔でした」と語る。開催中のアジアカップには山本麻衣選手と平下愛佳選手が日本代表に選ばれ、パリ2024オリンピック最終予選の出場権を獲得! チームは安間志織選手が復帰して、Wリーグと皇后杯の2冠を目指す。
ラグビー部に大谷&イチロー級の新戦力
12月開幕のリーグワン制覇に向けて、ヴェルブリッツにはオールブラックス(ニュージーランド代表)のアーロン・スミス選手とボーデン・バレット選手が加わる。「世界が注目する2人。大谷翔平とイチローが来るような感じ」と東本部長も興奮気味だ。秋のW杯で日本代表入りが期待される福田健太選手からも、動画でメッセージが寄せられた。
得点力がアップした女子ソフトボール部
JDリーグの前半戦を17勝2敗と西地区1位で終えたレッドテリアーズ。鎌田優希選手、石川恭子選手、切石結女選手が「昨年の課題であった得点力という部分では少し成果があった」とコメントした。ホームラン数1位の下山絵理選手ら「打」で結果を残す選手も多く、9月からの後半戦も打線が爆発しそうだ。
スケート部・横山大希の意外な掛け声
シーズンに向けてスケート部の選手たちは、スプリント力を徹底的に鍛えた。富士24時間耐久レースの生中継で選手たちとバーベキューを楽しんだ東本部長は「個性強い、スルメですね。噛めば噛むほど、もっと知りたくなる」と彼らの魅力を語った。
横山大希選手からは、スタート前の掛け声を出す光景や、その理由を語る動画が届けられた。自分に気合いを入れる「ハッ!」「フッ!」は22:41から!
ビーチバレーボール部はサングラスにも注目
ビーチバレーボール部の選手たちは、パリ2024オリンピック出場権につながる大会が続く。西堀健実選手が見てほしいと語ったのは、選手それぞれ個性が異なるサングラス。プレーする側だけでなく、観客にとっても必需品だ。選手とお揃いのサングラスで応援してみるのも楽しいかもしれない。
陸上長距離部からMGCに7人出場
パリ2024オリンピックのマラソン日本代表を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)には、トヨタから7人が出場を予定している。代表して西山雄介選手、畔上和弥選手、安井雄一選手が紹介してくれたのが、後援会オリジナルの応援グッズ。 10月15日のMGC本番は、赤色のグッズで沿道を染めよう!
3冠目指す「アルバルク東京」「名古屋グランパス」
今年の夏は男子バスケットボールのW杯が日本で開催。吉井裕鷹選手の活躍が期待されるが、アルバルク東京では小酒部泰暉選手、平岩玄選手らも加えたチーム生え抜きの若手3人に注目。昨シーズンの安定したディフェンスに、攻撃力がプラスされれば3冠も十分に狙える。
J1リーグで首位争いをしている名古屋グランパスも、3冠を目指す。8月5日は、普段はアウェーの国立競技場でホーム開催。夏恒例のイベント「鯱の大祭典」も行われる予定で、国立の客席を埋めて勢いを増したいところだ。
モータースポーツに新世代・新技術が台頭
スーパーフォーミュラやスーパーGTでは、 ランキングトップを争う宮田莉朋選手、 坪井翔選手ら新世代のドライバーが台頭。スーパー耐久は液体水素カローラの熟成に期待したい。WRCではサファリ・ラリー・ケニアでトヨタ勢が1位から4位まで独占しており、勝田貴元選手からメッセージが届けられた。勝田選手も応援を呼び掛けた11月のラリージャパン、その大迫力イメージムービーは36:21から!
AR技術を駆使してデジタル空間を飛ぶ「エアレースX」は、室屋義秀選手が発起人となって開催される次世代のエアレース。第1回大会は10月の予定で、詳細は近日発表される。
パリへの重要な戦いが続くアスリートたち
バタフライの川本武史選手、平泳ぎの渡辺一平選手は、7月後半の世界水泳でメダルを獲れば、パリ2024オリンピックの出場が内定する。ボートの米川志保選手、7人制ラグビーの山中美緒選手、新体操の竹中七海選手、アーチェリーの武藤弘樹選手も、パリへの権利を懸けた重要なシーズンを迎えている。
ほかにも、棒高跳の山本聖途選手がポールを開封する動画や、円盤投の湯上剛輝選手がウェイトトレーニングする動画を公開。車いすテニス界は世代交代を迎える中、三木拓也選手の戦いにも注目したい。
選手本人が教えるパラ陸上の観戦ポイント
パラ陸上の選手たちは、7月に世界パラ陸上、10月にアジア大会が続く。番組では、佐藤圭太選手の肉体改造、走幅跳の芦田創選手の「エフォートレスな走り」、高橋峻也選手のやり投が最も飛ぶ角度、石田駆選手のスタート時のフォーム、村岡桃佳選手のレーサー(競技用車いす)などの見どころもたっぷりと紹介した。鈴木朋樹選手のレーサーに興味津々な佐藤恒治社長の写真も公開された。
宇野昌磨らウィンタースポーツ選手の動向
フィギュアスケートは10月にグランプリシリーズが開幕。宇野昌磨選手からは今季の抱負などのコメント、完全復活を期する紀平梨花選手からはビデオメッセージが寄せられた。
モーグルの堀島行真選手とパラアルペンスキーの森井大輝選手は、12月にW杯を迎える。ベテランの域に達してなお新しい用具や練習法を試みる森井選手は、カメラの画質への向上心も気になるところだ。動画は1:00:15から。
今回の放送は、取材の都合により事前収録。その代わりに、森田京之介キャスターが視聴者として自らコメントするという、これまでにないものとなった。たくさんの選手がコメントした豪華なチャット欄では、競技の枠を越えて情報交換や交流が行われ、トヨタアスリートの結束力を見せた。実際の試合でも他競技の選手が駆け付けることが多いので、現地で一緒に応援しよう!
毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信してるトヨタイムズスポーツ。次回(2023年7月7日)は、ラリーチャレンジを特集する。群馬県の渋川 伊香保で行われた第5戦を森田キャスターが取材。モータースポーツとしての魅力や、「ラリーツーリズム」の取り組みなどについて探る。ぜひ、お見逃しなく!