トヨタイムズスポーツ
2022.12.05

試練は"ブラザーフッド"で乗り越えろ! 今シーズンのヴェルブリッツの魅力に迫る

2022.12.05

11月30日に配信されたトヨタイムズ放送部は、ラグビー部トヨタヴェルブリッツを特集。リーグワンの開幕を前に、あらためてラグビーの「基本のキ」を復習し、新チームのコンセプトや練習方法に迫った。スタジオでも「どんな困難も乗り越えられる」をテーマに、ゲストの伊尾木洋斗選手にはあえて台本を渡さず、福田健太選手がサポートする挑戦的な放送に。生放送を顔芸で乗り切った伊尾木選手の突進力、そして謎の集団「TDS」の正体とは?

“ブラザーフッド”で生放送の困難を乗り越える!

来年はフランスでラグビーのワールドカップが注目され、注目度も高い今シーズンのリーグワン。昨シーズンは5位に終わったヴェルブリッツから、2人の選手がスタジオゲストで登場。福田選手は6月の放送以来の出演となる。

“超大物選手”と予告されていた伊尾木選手は、「ラグビーをしていなかったら?」という質問に「太っていた」「首はメルカリに出した」など、次々とボケを披露。森田京之介キャスターは「今日はヤバそうだなと思っている方も多いかなと思います。私もドキドキしております」と戸惑っていた。

今年のチームの合言葉は“ブラザーフッド”。直訳すると「兄弟愛」で、新しく就任したベン・ヘリングHC(ヘッドコーチ)が練習のテーマにしている。仲間を信じることで、どんな困難も乗り越えようという趣旨だ。

そこで番組では、ヴェルブリッツの練習と同様に、意図的に困難をつくりだすべく、伊尾木選手には台本を渡さず、ぶっつけ本番で生放送に臨んでもらった。伊尾木選手は「任せてください、ブラザーフッドなんで」と謎の自信。「バターを油で揚げて、砂糖をぶっかけて食ってきましたよ」とワイルド伊尾木をアピールする。

昔はトライでの得点は0点だった?

今回は初めてラグビーを見る人でもわかるように、「基本のキ」から学ぶ企画からスタート。1月の放送で紹介した「常に立った状態でプレーすること」「ボールが先頭にあること」など、ラグビー4つの原則をおさらいした。

出場する選手は、バックス7人とフォワード8人の計15人。福田選手がバックスで、ボールの供給役となるスクラムハーフ。伊尾木選手はフォワードで、プロップと呼ばれるポジションだ。

代表的な得点方法である「トライ」をすると5点が入り、さらにコンバージョンキック(ゴールに向けてのキック)に成功すれば2点を追加する権利が与えられる。福田選手による解説では、ラグビーの競技が始まった当初はトライでは得点は入らず、ゴールキックでの得点に挑戦(トライ)できるだけだったことが明らかにされた。視聴者からは「知らなかった」「ラグビー史までご紹介いただけるんですね」といったコメントが寄せられていた。

タックル、スクラム、基本的なルールを解説

「ボールを前進させるためには、持って走るか、前方にキック」などの基本的なルールについても、合宿で練習中の伊尾木選手の映像を交えて説明。タックルに関しては「お互いに横の人を信じて、相手も待つのではなくこちらから前に仕掛けるところを意識している」と、福田選手は今季の変化を語っていた。

スクラムをして相手チームと組み合う時の衝撃は、約1トンと推定されている。「スクラムしているときって、どんな顔なんですか?」という森田キャスターの質問に対して、伊尾木選手は全力の顔芸を披露。その後も、森田キャスターから数々の顔芸を無茶ぶりされていく。

ベン・ヘリング新HCが起こすチームの新たな変化

ヘリングHCを迎えた今年のヴェルブリッツは、練習に臨む姿勢などに大きな変化があったという。福田選手は「グラウンドに赤い線を引いて、それを越えたらスイッチを入れて、自分の仕事をしっかりやり切れと言われています」と話す。

インタビューのVTRで、ヘリングHCは「ヴェルブリッツのロゴのシンボルは雷神です。風神はそのブラザーで、2人の神は私たちと同じです。私たちもブラザーです。常に一緒に同じゴールに向かって戦っています。お互いに厳しくなければいけないし、上を目指して切磋琢磨しています」と、ブラザーフッドについて語っていた。

さらに、練習の最後にチーム戦を採用する意図について「プレッシャーがある時に自分たちが気持ちを高めることが大事で、より本番に使い形での競争を繰り返せば繰り返すほど、自分たちもメンタルの適応力を高めることができます」と説明していた。

午前2時の抜き打ちテストとは?

合宿中はスケジュールを一切知らされず、緊張感の高いものだったという。午前2時に選手たちを突然呼び出し、チーム内で共有する用語の抜き打ちテストを行ったこともあったとか。伊尾木選手は「次の日からミーティングルームで寝てやろうかと思いました」と振り返る。

逆に、普段の練習時間は明確に区切られており、福田選手は「その中でレップ(練習の回数)を実りあるものにするために、目の前の練習(仕事)をやり切るところが根付いている」と話す。

チームに欠かせない「TDS」の活動現場を直撃

そして、番組の冒頭から秘密にされていた「TDS」を紹介。ヴェルブリッツのインスタライブなどに登場する謎の集団の正体を放送部が取材した。

VTRに登場したのは、彦坂匡克選手、彦坂圭克選手、伊尾木選手の3人。テーブルにカードを並べて「TDSのモニュメントを調整していた」と意味不明な挨拶に始まり、「“飲み会の面白いチームは強いチーム”を合言葉に、オフフィールドからチームを盛り上げていく、クリエイティブなエンターテインメント集団です!」と自己紹介した。

TDSとは「TOYOTA Drinking Session」の略。3人に竹井勇二選手を加えたメンバーは、大きな飲み会が難しくなった今、チームのミーティングの後のミニゲームの企画や、グッズやイベントなどの提案を行っているという。福田選手も「チームに欠かせない存在」と語る。

幻の選手タオルCMを公開

TDSが提案して採用されたチームグッズもあり、スタジオでも実物のポンチョを披露。伊尾木選手はこだわった部分を通販番組のように説明したかと思いきや、着用するとやっぱりふざけて、視聴者の期待に応えてみせた。

スタジアムなどの画面で流れるグッズのCMも、TDSのメンバーがスマホで撮影しているそうだ。番組ではなぜか採用されたCMではなく、ボツになった選手タオルのCMが公開された。伊尾木選手は自信作だというが、おそらく見られるのはここだけ。チームのためにひと肌脱いだ伊尾木選手の演技を、ぜひ確認していただきたい。

スタジアムは試合以外にも魅力がいっぱい

リーグワンの優勝を目指すヴェルブリッツの開幕戦は12月17日。福田選手は「ラグビーは冬のスポーツなので、ファンクラブでポンチョをゲットして来ていただいて、選手が体をぶつけ合ったりしている音とかを感じてもらえたらうれしいです。ぜひ応援のほどよろしくお願いします」と話していた。

伊尾木選手も「試合会場ではいろんなイベントや、選手がおすすめのフードトラックが出ていたり、楽しいことがいっぱいあります。ラグビーを知らないそこのあなた! ぜひ試合会場でお会いしたいと思います」と熱いカメラ目線で訴えていた。

選手が輝きを見せるのはもちろん試合だが、それ以外の場所でもTDSの様に、選手たちはファンのため日々活動をしている。この日の放送の冒頭でも、スケート部の横山大希樹選手が優勝したニュースを部員たちがチャットで盛り上げていた。各チームや選手のサイトでは選手のプロフィールや活動も紹介しているので、ヴェルブリッツはもちろん、お気に入りの選手を応援しよう!

毎週水曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズ放送部。次回(2022年12月7日)は3年ぶりの開催となる社内駅伝を特集する。今年で74回目を迎える「HURE!フレ!駅伝」の結果や、選手や応援する人々の熱い想いをお伝えする予定。ぜひ、お見逃しなく!

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