トヨタイムズスポーツ
2025.03.24
シェア: Facebook X

URLをコピーしました

張本智和トヨタ入社へ「熱意のエンジンに火が付いた」

2025.03.24

トヨタイムズスポーツ春のスペシャル第3弾は、卓球の張本智和選手を特集。トヨタへの入社を決めた背景やこれからの目標を語った。

もう一つのユニフォーム

アスリートを本気で応援し、喜びも悔しさも分かち合ってくれる職場・仲間の存在が、トヨタへの“志望動機”と語ってくれた張本選手。そこで5年先輩の森田キャスターが、そんな仲間が働く愛知県豊田市の本社や工場を案内した。(14:40~)

張本選手が本社を訪れるのは2回目、車両工場は初めての経験だ。

トヨタスポーツ推進部や人事部、人材開発部には、張本選手が入社の決め手の一つにした、所属アスリートを応援するポスターや、お手製のうちわといったグッズが並ぶ。元ビーチバレーボール部の橋本涼加さんや、元パラ陸上の佐藤圭太さんからは、引退後の仕事の話を聞いた。

そしてトヨタイムズスポーツでは欠かすことのできない人物、公式解説員の東本部長にもあいさつ。

“作業着”という新たなユニフォームにも袖を通し「身が引き締まります」。

スタジオでも作業着姿を披露した張本選手だったが、森田“先輩”から早速着こなしをアドバイスされていた。(ちなみに、この後の記者会見では、きっちり着こなしていた。)

人生初の工場見学

続いて2人が訪れたのは元町工場。そこでは初代クラウンとLFAが待っていた。

運転免許をまだ持っていない張本選手に、まずはクルマへの興味を持ってもらおうということで、早速運転席へ。(26:48~)

人生初のドライビングシートが初代クラウン。「昭和の感じがありつつも高級感があって、かっこいい」。LFAではエンジン点火も体験。「天使の咆哮」と呼ばれるエンジン音に、みるみる表情が変わる。

(張本選手)すごい…。

(森田キャスター)すごいですね。

(張本選手)言葉が出なかったです。この5分間ちょっと意味が分からないです。初めて乗ったと思ったら、すごいエンジンまでかけさせてもらって。

(森田キャスター)背中からくる振動はどうですか?

(張本選手)すごいです。何かもう…今すぐ免許取りに行きたいです。

※張本選手も感動したLFAのエンジン音については、こちらの記事も合わせてどうぞ

スタジオでも改めて「エンジンがかかるだけで、クルマへの熱意のエンジンにも、もっと火が付いた気がします」と思い返していた。

1月にリニューアルしたばかりのGRファクトリーを見学後は、「クルマとは何か、少しですが分かった気がします!」とメッセージを残した。

張本選手の直筆メッセージ。 “クルマ”がカタカナで書かれているのは、事務本館や工場内で見かけていたのと、技能員の精密な作業を見て、そう感じたらしい。

26年アジア競技大会「最低でもメダル」

パリでの悔しさをロサンゼルスで取り返すために、まずは5月の世界卓球(カタール)、26年に開催されるアジア競技大会に向けて力を付けていく。

特にアジア競技大会は中国勢も多く出場するため、金メダルへの難しさは「オリンピックと変わらない」という。それでも「(狙うは)金メダル。最低でもメダル」。アジア競技大会の卓球会場はトヨタのお膝元、スカイホール豊田の予定だ。だからこそ「たくさん(応援に)来てほしい。絶対メダルをお見せしたい」と力を込めた。(39:10~)

ハリーと呼んでください!

さて、21日放送の春のスペシャル放送第2弾では、張本選手と同じく4月に入社する、パラ水泳の南井瑛翔選手、パラ陸上走幅跳の石山大輝選手、400mハードルの豊田兼選手が出演した。

この時あった、森田キャスターから「入社後は、何と呼ばれたいですか?」のクエスチョン。張本選手にもぶつけてみた。その答えは…。(40:48~)

「ハリー」!

ということで、トヨタイムズスポーツはこれからも一層ハリーの活躍を追いかけていく。