トヨタイムズニュース
2025.02.17
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"もっといいクルマづくり"を次世代へ 「GR Companyチャレンジ制度」に密着!

2025.02.17

もっといいクルマづくりに挑み続けるTOYOTA GAZOO Racing。次世代の"ヒトづくり"へ、新たな挑戦が行われていた。

「壊してくれてありがとう」が口癖。

GRヤリス開発責任者・齋藤尚彦チーフエンジニアが向き合っていたのは、クルマではなく、大量のエントリーシートだった。

“走る・壊す・直す”を繰り返す。モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりに挑み続けるTOYOTA GAZOO Racingは、次世代の人材育成を課題としていた。

「社内にはきっとそういう(本気でスポーツカーづくりに向き合う意志のある)人がいるはずだ」というモリゾウの言葉から、社内公募を行うことに。その名も、「GR Companyチャレンジ制度」。

「ガレージに寝泊まりしてクルマをいじっていた」「高校生の頃からドリフトをやっていた」

熱のこもったさまざまなエントリーシートを見る齋藤チーフエンジニアは、「全員来てほしい」「こんなにクルマ好きがいたなんて」と目を輝かせた。

書類選考を経て行われた面接では応募者へ向け、常にカイゼンを続ける終わりのない戦いになることが改めて説明された。「ドMですか?」と齋藤チーフエンジニアならではの質問が飛び出す場面も。

20251月。東京オートサロンの場に、合格者が姿を見せた。2月からの正式な異動の前に、もっとディープなクルマ好きになってもらうための研修だという。

顔をギリギリまで近づけて部品や構造に見入る姿は、まさに“変態”の領域。

クルマ好きに磨きがかかった合格者。与えられた役割は、あのクルマのチームリーダーだった。

ヒトづくりで未来を見据えるGRと、40代で新境地へ飛び込む合格者。双方にとっての新たな挑戦の幕開けを、ご覧いただきたい。
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