トヨタイムズスポーツ
2024.10.09
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バスケは男子も女子も熱い!リーグ開幕前にテーブス海と山本麻衣が対談

2024.10.09

人気沸騰中のバスケ界、トヨタイムズスポーツではBリーグとWリーグを同時に特集! 男子のアルバルク東京、女子のアンテロープス。それぞれの新戦力や注目ポイントを一気見していこう。

10月4日のトヨタイムズスポーツは、バスケットボールを特集した。冷めやらぬバスケ熱をさらに盛り上げるため、男子のアルバルク東京と女子のアンテロープスを一気に取材! BリーグとWリーグの開幕を控える両チームの新戦力や、注目ポイントについて解説した。パリ大会では悔しい思いをしたテーブス海選手と山本麻衣選手による特別対談も必見。

トヨタの男女チームのコラボの可能性は?

代表チームの躍進や、日本人選手のNBAでの活躍、アニメなどの影響もあり、バスケ人気が止まらない。BリーグもWリーグも昨シーズンは最多の累計入場者数を更新。その両リーグでトヨタは常に優勝争いを演じている。

バスケ界をチームトヨタでさらに盛り上げようと立ち上がったのが、東京大会の銀メダリストである三好南穂アスリートキャスター。今回はメインキャスター席に座り、堂々と特集を伝えた。森田京之介キャスターにとっては、前週の放送に続いて席を奪われた形だ。

アルバルクのTIPOFFイベントでは、三好キャスターがアンテロープスとのコラボの可能性について質問。アルバルク東京の林邦彦社長から「一緒にコラボレーションできるように企画して、いち早く皆さんにお伝えできるようにしたい」という回答を引き出していた。

パリの悔しさを次につなげる、テーブス海&山本麻衣

テーブス選手と山本選手の特別対談は、トヨタイムズスポーツだからできたコラボ企画の第一弾。アルバルクとアンテロープスの選手が対談するのも初めてだという。

今年の夏はパリ大会を経験し、「雰囲気も会場も対戦相手も、思っていたよりも迫力があって。思い通りにプレータイムをもらえなかったり、うまくいかなかったことが多かったのも、経験として次につなげられたら」とテーブス選手。初戦でケガをした山本選手は「1試合しか出られなくて、チームにすごく迷惑をかけましたし、結果としても悔しい思い。こういう感情になることも普段ではできないので、プラスに考えてやっていきたい」と振り返った。

今年のアンテロープスについて、山本選手は「12人中6人が1年目の選手。正直大変なんですけど、いい選手ばっかり。経験値が少なくて最初は勝てないかもしれないけども、優勝という目標に向けてどんどん成長していく姿を見てほしい」と語った、

今年から副キャプテンのテーブス選手は「素晴らしいキャプテンがいるんで、僕は所々サポートできたら。(ショットクロックの)24秒を使って、最後の最後に一番いいシュートを打つのがオフェンスのモットー。ディフェンスからいい流れを持ってオフェンスに入るのが理想の形かなと思います」と話していた。

最後に、お互いにチームのマスコットのぬいぐるみをプレゼント。その行き先は2人とも同じだったプレゼント交換は18:54から。

お互いのリーグの印象やキャプテン論など、放送に入りきらなかった対談の完全版も公開中。

「新98年トリオ」がアルバルクを牽引

特集の本編はBリーグから。今シーズンのアルバルク東京は、B2とのチーム入れ替えを受けて、東地区から中地区へと変わった。昨年のチャンピオンシップに出場した8チームの半分を占める地区で、厳しい戦いが待つ。

昨シーズンは観戦機会が多かった豊田章男会長に対して、キャプテンのザック・バランスキー選手は「意外と会長は泥くさいプレーが好きだと思うので、そこを頑張りつつ、セバ(セバスチャン・サイズ選手)が豪快なプレーで盛り上げれば」と話す。

カギを握るのは「新98年トリオ」。テーブス選手と小酒部泰暉選手に加え、移籍した吉井裕鷹選手の代役に指名されたのは、意外な外国人選手だった。

新加入の大倉颯太「自分に合ったスタイル」

注目の一人が、千葉ジェッツから移籍してきた大倉颯太選手。高校・大学時代から実力を評価されていた185cmの大型ポイントガードで、両手で「アルバルクWE」のポーズも器用にこなす。

「みんなが目標に向かってコミットしている感じを、外から感じていました。コーチの考えやスタイルも見ていた通りだったので、自分に合っているなと感じます。優勝できるように頑張るので応援よろしくお願いします」と語っていた、大倉選手のインタビューは31:19から。

大神雄子HC「いかに選手の可能性を引き出すか」

特集の後半はWリーグ。今年からディビジョンが2つに分かれ、アンテロープスの1部プレミアは、強豪がそろった8チーム。選手らは大変だが、観る側は楽しみが増えた。半分の試合をホームとして設定できるようになり、応援にも熱が入る。

アンテロープスは新人選手が半分を占め、大神雄子ヘッドコーチは「若いというよりは新しいチームでの挑戦になるので、本当に未知だと思います。自分がやりたいバスケットボールに選手が合わせるんじゃなくて、いかに選手たちの可能性を引き出してあげられるのかが、本当のコーチングなんじゃないかと考えるようになって。自分自身に対しても挑戦の日々です」と語る。

3年目を迎え、「自分の中では集大成」と意気込む大神HCのインタビューは43:16から。

平下愛佳が同級生を引っ張る存在に

6人の新人の中で三好キャスターが注目しているのが、東京医療保健大学を卒業した岡本美優選手。「中でのプレーと外でのプレー、両方とも器用にできる選手。新人王も期待していい」と評価する。

岡本選手は「強みはスリーポイント。ディフェンスに苦手意識があるんですけど、練習や試合を重ねるごとに楽しいなと思えています」とインタビューに答えていた。

今年の新人は大学新卒が5人を占め、同学年で高卒5年目の平下愛佳選手はリーダーの役割も期待されている。

平下選手は「フィニッシュのところを強化して、もっと点を取れる選手になれればと思っています。スリーポイントは4割以上決めて、毎試合15点取れれば。接戦になっても勝ち切るチームを目標に頑張っていきたい」と語った。

インタビューは、岡本選手が39:19から、平下選手は 46:01から。

アルバルクが連勝スタート

放送後の10月5日に一足早く開幕を迎えたアルバルクは、ホームで越谷に連勝! 三好キャスターはテーブス選手に突撃インタビューを敢行していた。

アンテロープスは10月11・12日、国立代々木第二体育館で、いきなりENEOSと戦う。翌週も昨シーズンの女王の富士通が相手で、バチバチの試合が期待される。

金髪ボブのオールドルーキー桂葵の挑戦

Wリーグの開幕で話題を集めているのが、アンテロープスの新人の1人である桂葵選手。三好キャスターの高校の1年先輩で、32歳という異色のルーキーだ。学生時代は年代別日本代表として活躍し、大学卒業後に一時バスケから離れたが、3×3で競技に復帰して、自ら設立したチームの選手兼オーナーとして活動している。

新たなチャレンジに桂選手は「通用することもあるけど、まだ足りないものもあるから、追いついてくるのも楽しみ。ちょっと頼れるお姉さん的なポジションになれるといいなと思って。とにかく1日でも早くチームの役に立ちたい。金髪ボブで覚えてください」と抱負を語っていた。

桂選手へのインタビューは40:24から。

ビーチバレーボール橋本涼加が引退を報告

番組の最後では、ビーチバレーボール部の橋本涼加選手が緊急生出演し、現役を引退することを報告。衣浦工場の同僚ら応援してくれる人たちへ、感謝の言葉を述べた。

パリ大会の出場権獲得に貢献したが、残念ながら出場はならなかった橋本選手。「次のキャリア に向かっていくには、今が一番いいタイミング」と、今シーズンの残り3大会に出場して現役を終える気持ちを語った。今夏に新体操の競技を引退した竹中七海さんも、生放送のチャット欄に「長い競技人生本当にお疲れ様です セカンドキャリア、一緒に頑張りましょう」とコメントを寄せていた。

現役当時から大学院でスポーツ心理学の研究をして、31歳で引退を決意した橋本選手。商社で働きながら競技に復帰し、起業を経て32歳でWリーグに挑戦する桂選手。アスリートたちの多様なキャリアを、トヨタイムズスポーツは今後も応援していく。

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2024年10月11日)は、パラバドミントンを特集する。森田キャスターがパリ大会で印象に残った競技をさっそく取材。連勝記録を持つ金メダリスト梶原大暉選手や、藤原大輔選手、今井大湧選手ら、三者三様のパラバドミントンについて探る。ぜひ、お見逃しなく!

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