トヨタグループに所属する5人の選手が、女子バスケットボール日本代表に選出。彼女たちの現在の心境やパリへの意気込みを、元代表選手である三好南穂アスリートキャスターが直撃!
7月12日のトヨタイムズスポーツは、パリ大会に臨む女子バスケットボール日本代表を特集した。3年前の銀メダルを超える“金”を目指すチームから、トヨタグループに所属する5人の選手にインタビュー。東京大会を共に戦った三好南穂アスリートキャスターが、気心の知れた元チームメートたちにグイグイ迫り、彼女たちの素の表情や、ここでしか聞けない情報や失敗談を引き出した。
パリ現地取材の三好南穂が元チームメートを直撃
いよいよパリ2024オリンピック開幕まであと10日。前回大会の銀メダリストである三好キャスターは、現地での取材や解説が決まっている。スタジオでも病み上がりの森田京之介キャスターに代わり、メインキャスターを務めた。代表の掲げる「走り切るシューター集団」のコンセプトなども、ボードを使って丁寧に解説した。
代表チームには、普段はトヨタグループのチームでプレーしている選手が多く選出されている。今季のWリーグ準優勝のデンソーアイリスから、髙田真希選手、馬瓜エブリン選手、赤穂ひまわり選手。トヨタ紡織サンシャインラビッツから東藤なな子選手。そしてアンテロープスから山本麻衣選手の計5人。パリ出発前の彼女たちを三好キャスターが直撃した。
馬瓜エブリンは大会中に“10吠え”を約束
最初に登場したのはエブリン選手。アンテロープスや代表でのつきあいも長い三好キャスターから、イジられての反応が面白いインタビューは13:07から。
「私はもうパリに向けて全てを出します。はい、出します」と、ぎこちない最初の回答に、エブリン選手は自ら苦笑い。三好キャスターは本人の調子やチームの雰囲気について鋭く切り込んだ。
エブリン選手の公約は、快心のプレーをした時にチームを鼓舞する“吠え”だ。「(大会中に)10回吠えます」と宣言すると、「しっかり数えておくので、確認してダメだったらお仕置き」と三好キャスター。「なんでよ!なんでよ!」というエブリン選手の叫びで映像は終了した。
髙田真希、赤穂ひまわりのパリでの公約
髙田選手と赤穂選手のインタビューは、チームを引っ張る存在ながらマイペースな髙田選手と、謙虚な後輩の赤穂選手が印象的。2人のキャッチコピーをどうするかで、視聴者のチャット欄も盛り上がった。
パリでの公約は、髙田選手が「3ポイントを50%以上決めたい」、赤穂選手が「『おぉ!!』って思うようなオフェンスリバウンドを取りたい」。昨シーズンのWリーグで髙田選手の3ポイント成功率は全選手トップの48%。センターの選手が外から決めるのは各国のチームにとって驚異だ。
髙田選手が最終予選でやらかした話も披露したインタビューは15:37から。
東藤なな子はインスタのフォロワー募集中
東藤選手は前回大会に続いてチーム最年少。プレー以外では、インスタグラムのフォロワー2.5万人を目指す公約を挙げていたが、放送時点で既に2万人超え。スタジオで三好キャスターが「勝手に3万にします!」と先輩の権限で情報修正していた。
得点を決める選手を動きでサポートする“合わせ”の感覚について、本人の見てほしいポイントや三好キャスターの解説が聞けるインタビューは30:01から。
山本麻衣が先輩のマネをしている疑惑?
東京大会は3x3で出場した山本選手は、三好キャスター相手にリラックスした雰囲気。「普通にサンさん(三好キャスター)と話してるみたいになっちゃって」と笑顔を見せていた。
パリの本番では「1試合最低でも3ポイント3本は決めたい」と話し、得点力が爆発する「マイ(麻衣)タイム」が期待されている。そんな山本選手に対して三好キャスターが気になったのが、最近ショートカットにした髪型。「リム(山本選手)って私のマネするよね。たぶん気づかずに私のこと好きなんだと思う」と指摘した。
「え!?うそー!」と手を叩いて爆笑した山本選手だったが、「でも無意識に追いかけてるかもしれないですね」と納得した様子。そんな2人の髪型だけでなく、大事な時にバスケットシューズを忘れたという共通点も判明したインタビューは36:03から。
7月29日に前回女王のアメリカと激突
取材では、山本選手が男子代表の富樫勇樹選手や河村勇輝選手と一緒に練習したことも明らかに。「キレがすごすぎて、間近で見られるのはすごい勉強になります」と山本選手は語っていたが、三好キャスターからすると男子の練習についていくことが信じられないそうだ。
パリでの日程は、7月29日の初戦でいきなり前回金メダルのアメリカと激突する。15点差で敗れた3年前の決勝からの成長が問われるが、三好キャスターがポイントに挙げるのは、3戦目のベルギー戦。決勝トーナメントに向けて、ほぼアウェーの会場での試合が重要となる。
パリ大会期間中は金曜日19時から放送
トヨタイムズスポーツも、パリ大会の期間中は放送開始時間を金曜日の19:00に変更。大会の最新情報や現地からの声をお届けする。メダルが期待される女子バスケはもちろん、世界のトヨタアスリートたちに声援を送ろう!
次回は都市対抗野球の初戦を生中継
そして、パリの前に控えているのが、レッドクルーザーズが連覇を目指す都市対抗野球。番組の最後では、本大会で引退する佐竹功年選手に生電話をかけ、現在のチームの仕上がり具合について聞いた。佐竹選手からは、三好キャスターがパリ出発前に初戦の応援に来ることを催促。今年の夏は観戦する方も忙しくなりそうだ。
そして、トヨタイムズスポーツの次回(2024年7月19日)は、17時に放送開始。東京ドームでの初戦をYouTubeの生中継でお届けする。硬式野球部テクニカルアドバイザーの元中日ドラゴンズ吉見一起さんのほか、豪華なゲスト解説陣を迎える予定。ぜひ、お見逃しなく!