トヨタアスリートが出場する試合や大会を事前にチェックできる恒例の「トヨタスポーツカレンダー2024下半期」。初の試みとなる生電話、そしてビデオメッセージと充実の内容!
6月28日のトヨタイムズスポーツは、「トヨタスポーツカレンダー2024年下半期」。パリ大会などの注目のスケジュールをチェックでき、国内のトヨタアスリートの全容を知ることもできる恒例企画だ。初の試みとなるアスリートの生電話では、あの選手のオフの様子や裏話も飛び出した!
トヨタアスリートの動向を90分たっぶり放送
半年に一度のカレンダー企画は、トヨタの選手たちの予定を総ざらい。公式解説員を務める総務・人事本部の東崇徳本部長をスタジオゲストに迎えて、今年後半に向けての宣言など選手たちからの報告を聞くスタイルで、「方針管理みたいですね」と東本部長。
紹介したのは、順に強化運動部(硬式野球部、女子ソフトボール部、スケート部、ラグビー部、女子バスケットボール部、ビーチバレーボール部、陸上長距離部)、個人アスリート(陸上、競泳など)、パラスポーツ、モータースポーツ、ウィンタースポーツ、プロスポーツ(名古屋グランパス、アルバルク東京)。生電話のほか、東本部長や森田京之介キャスターからの詳細な取材情報も加わって、90分を超える長丁場の放送となった。
都市対抗野球V2に向けて若手に注目
最初に生電話をかけたのは、硬式野球部レッドクルーザーズの細山田武史コーチ。開口一番「どうやったらみんなが幸せな野球生活送れるかなと考えていました」と軽くボケる細山田コーチに、スタジオから早くも巻きが入った。
話題はもちろん、3週間後に迫った都市対抗野球。連覇に向けての注目ポイントは「完全にもう若手でしょ。皆さんの期待を超える働きをしてくれると思っています。ピッチャーも野手も去年とは違うぞと。期待しておいてください」と細山田コーチは話す。
都市対抗の初戦は7月19日18時から、沖縄電力と対戦する。順調に行けば30日に決勝を迎え、トヨタイムズスポーツでもレッドクルーザーズの全試合を生中継する予定。敗退すれば中継もなくなってしまう。補強選手がいない逆境を乗り越えて、チーム力で勝ち進んでほしい。硬式野球部の予定は3:51から。
パリでの泳ぎにワクワクの渡辺一平
パリ2024オリンピックに内定している競泳平泳ぎの渡辺一平選手は。ヨーロッパグランプリでMVPを獲得し、順調に調整を重ねている。現在は国内での大会出場などのために帰国中。生電話に対して、「今が一番厳しいトレーニングの時期」と報告していた
東京大会では代表落ちを経験して、8年ぶりのオリンピック。「8年前は19歳で右も左もわからない 若造だったんですけど。この8年でオリンピックに対しての気持ちも強く大きくなっているので。それで言うとたぶんワクワクが多いのかな」と本番を心待ちにしている。
車いすテニス三木拓也はクレーコートに自信
パリ大会でのテニス種目は、全仏オープンと同じクレーコートの会場で開催される。車いすテニスの三木拓也選手は、6月初めの全仏ではシングルスでベスト4、ダブルスで準優勝になったばかり。パラリンピックでもメダルの有力候補だ。
「(全仏は)すごく弾みになる大会になりました。今までのパラリンピックに比べて、一番準備ができていると言い切れる手応えを感じています。本当に期待してください、それが力になるので」と、生電話の声も弾んでいた。3回目のパラリンピックに向けて心身ともに充実している三木選手の予定と生電話は45:55から。
謙虚な王者、堀島行真に芽生えた自覚
競技中のスピードあふれる姿からは想像できないような、穏やかな電話の声でスタジオを和ませたのが、モーグルの堀島行真選手。今年5月からはノルウェーを拠点として、家族とシーズンオフを過ごしている。「(子どもの)成長を見守ることも隣でできるので、ありがたく生活させてもらっています」と終始謙虚な語り口調だった。
昨シーズンはフリースタイルスキーで日本人男子初の年間チャンピオンを獲得した。「チャンピオンの証しであるクリスタルグローブをノルウェーに持って来たんですけど、それを飾って目にしていることで、また獲れるんじゃないかなっていう、願掛けにも近いようなところもあります」と話していた。
「誰かを気にして努力をするんじゃなくて、苦手を克服するとか、自分が一番であることの自覚はだんだんと芽生えてきた」と語る堀島選手への生電話は1:06:18から。
娘への愛が止まらないアルバルク主将ザック
男子バスケットボール・アルバルク東京の主将、ザック・バランスキー選手も、6月に子どもが生まれたばかり。「めちゃくちゃ可愛いです 。もうメロメロが止まらなくて」と、電話口から娘への愛情があふれていた。
チャンピオンシップで悔しい思いをしたチームは、来シーズンに向けて菊地祥平選手の復帰が心強い。一方で退団した吉井裕鷹選手については「98年組(テーブス海選手、小酒部泰暉選手)の仲悪さが原因ではない(笑)。移籍先でのびのびと活躍してくれたらうれしいですし、対戦の時はそんな甘くないところも見せられたらいいなと思います」と、ザック選手はエールを送っていた。
アルバルク東京の予定と生電話は1:15:48から。
ラグビー日本代表、髙橋汰地選手にも生電話
放送では、ラグビー日本代表に選出されたヴェルブリッツの髙橋汰地選手にも生電話(15:52~)で直撃。ほかに、女子ソフトボール部、ローイングの米川志保選手、パラ陸上やり投げ高橋峻也選手、フィギュアスケートの紀平梨花選手などからのビデオメッセージを紹介した。
アーチェリーの武藤弘樹選手が昨年の社内駅伝に出場したことが話題になると、今年に出場するかどうか言葉を濁していた森田キャスターに対して、東本部長からコメント。「現地現物でしっかりアスリートに寄り添う。駅伝も出たことがないキャスターはどうなんだろうかということで、これは実践あるのみ。森田さん出ます!」と、退路を断つように何度も念を押していた。
国内外でのアスリートの活躍も、番組の企画も、年末まで楽しみにしていただきたい。
毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2024年7月5日)は、ビーチバレーボールを特集する。引退したばかりの溝江明香さんがアスリートキャスターとして古巣を取材。インドアのバレーとの二刀流で話題の今年の水町泰杜選手とミニマッチで対戦し、ビーチでの成長度合いもチェックする。ぜひ、お見逃しなく!