トヨタイムズスポーツ
2024.03.21
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「言っちゃえ、マッチ」レーサー復帰の真相は?

2024.03.21

「ヒューマンモータースポーツ」を掲げる、国内最速のレース「スーパーフォーミュラ」を特集。ドライバーたちの個性がぶつかった開幕戦&2024年の展開をマッチが熱く語った。

3月15日のトヨタイムズスポーツは、国内最速のモータースポーツ「スーパーフォーミュラ」を特集した。主催するJRP(日本レースプロモーション)会長の近藤真彦さんが生出演。鈴鹿での開幕戦の結果や、個性豊かなドライバーたちの魅力について、裏話をまじえて熱く語った。番組の終盤では、自身のドライバー復帰の可能性について気になる発言も。チャットで参戦した、アノ人とのやり取りも見逃せない。

「近藤会長」が2回目の生出演

JRP会長に就任して2年目を迎え、昨年の特集に続く2回目の出演となった近藤さん。今回も「マッチさん」と呼ぶことを快諾してくれた。

1984年にドライバーとしてデビューしたマッチさんは、ル・マン24時間などでも活躍。2000年からは自らのチーム「KONDO Racing」を率いている。

今年7月で60歳を迎えるというのは信じられないが、監督業や会長職のかたわら1年間で60本のコンサートをこなすというのも驚くばかりだ。

にわかファンも大歓迎、「ヒューマンモータースポーツ」

スーパーフォーミュラは昨年で50周年を迎え、さまざまな取り組みを実施してきた。マッチさんは「にわかファンでも、恥ずかしくないんです。サーキットに来てくれたら、一発でハマるようなレースをがっちりやっていますので」と語る。

今年の開幕戦では、大勢の観客がスタンドを埋め尽くした。その一方で、駐車場でのスムーズな誘導をマッチさんは課題に挙げており、改革は現在進行中だ。

今年のスーパーフォーミュラのテーマは「ヒューマンモータースポーツ」。「21人のドライバーって一人ひとりクセがあるんですよ。真面目なドライバーもいれば、ケンカっぱやいのもいますし」と、その趣旨を説明するマッチさんに続き、個性豊かなドライバーたちが登場する開幕戦のピットウォークは15:01から。

予選1位の阪口晴南が伝えたかったこと

TGRチームには、昨年のF2チャンピオン、テオ・プルシェール選手が新加入。HONDAから福住仁嶺選手と大湯都史樹選手が移籍してきた。

予選でポールポジションを獲得したのは、阪口晴南(セナ)選手。上位選手の会見では、それぞれの個性がわかるやりとりが披露された。最後に「後方で苦戦しているドライバーに対して、もうダメなんじゃないかと絶対思わないでいただきたい。チャンスをつかめばすぐ上位に顔を出す選手ばかりなんで、ぜひ期待してもらいたい」という阪口選手の言葉が印象に残る。

ほかにも、ファンにはおなじみの“個性の塊”小林可夢偉選手や、「個性なし男です」という言葉に相反する見た目の大湯選手、ピンクのヘルメットが目立つ坪井翔選手、ピットウォークでは大人気でカメラにその姿を捉えられなかったJuju(野田樹潤)選手ら、今年のスーパーフォーミュラは多士済々だ。

予選後の会見とインタビューは28:32から。

山下健太が2位入賞、愛される人柄が全開の会見に

決勝は今年も森田京之介キャスターが実況。HONDA勢の野尻智紀選手がトップに立ち、TGRチームには苦しい展開の中で、順位を上げてきたのがKONDO Racingの山下健太選手だ。

レースは野尻選手がそのままトップを守り、山下選手は2位に入賞。監督のマッチさんは、無線で「トンネル抜けた!今年いけるぞ!」と熱い激励を送っていた。

レース後は、山下選手の人柄が全開の会見になった。3位の山本尚貴樹選手が泣いていたのを見て、もらい泣きしそうになったことや、サーキットのトイレをきれいに拭いていることが明らかに。マッチさんの激励に対して「まだまだトンネル……」と慎重に言葉を選んでいるのも、山下選手らしい。

決勝の模様は37:38から。

アプリで聴ける無線のやり取り

マッチさんは、「SFgo」アプリで聴けるドライバーたちの無線のやり取りや、レース前のセッティングなど、現場目線でのさまざまな楽しみ方を披露。ぜひ観戦の際の参考にしていただきたい。

第2戦は5月18・19日、大分のオートポリスで開催。「誰が優勝争いしてもおかしくない」とマッチさんも語っており、今年のスーパーフォーミュラは「ヒューマン」に注目しよう!

マッチのレーサー復帰は? ついに本人が語る?

番組の終盤では、マッチさんが新しいヘルメットを作ったことが話題に。モリゾウ(豊田章男会長)からは、「マッチもそろそろ運転したいんじゃないの?」というメッセージが寄せられた。

神妙な表情のマッチさんに、森田キャスターが「(レースに)出ますか? 出ませんか?」と切り込む。マッチさんは「今日は答えらんない」と頭を抱えんだ。「モリゾウさんはトヨタチームですね。ここの垣根も……」と慎重に言葉を選ぶ。

モリゾウも視聴者のチャット欄から「一緒に、走りたいんだ、、」「モリゾウは、24時間でるよ」「日産から、オファーが、あれば」と、コメントで追撃。ついには「言っちゃえ、マッチ」と、日産テイストのフレーズが飛び出した。

本人が一番ドキドキしたやり取りは53:45から。この日は真相は明かされなかったが、マッチさんはパーソナリティーを務めるラジオ番組「近藤真彦 RADIO GARAGE」で全てを話すことを約束した。モリゾウがゲスト出演する4月7日と14日の放送は必聴だ。

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2024年3月22日)の特集は「モータースポーツ×沖縄」。沖縄出身ドライバーの翁長実希選手と平良響選手をゲストに迎え、初の沖縄開催となったラリーチャレンジ開幕戦の模様などをお届けする。ぜひ、お見逃しなく!

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