トヨタイムズスポーツ
2023.04.26

近藤真彦JRP会長生出演!「アジアを代表するフォーミュラに」

2023.04.26

JRPの新会長である近藤真彦さんがスタジオ生出演! スーパーフォーミュラが打ち出す新たな取り組みについて、たっぷり語ってくれました。

「スーパーフォーミュラ」を特集した4月21日のトヨタイムズスポーツは、主催団体であるJRP(日本レースプロモーション)新会長として、近藤真彦さんがスタジオに生出演した。チームオーナーとしてKONDO Racingを持ち、スーパーフォーミュラではトヨタエンジンで戦っている。昔から日産のクルマで活躍してきている近藤さんだが、モータースポーツへの熱さは人一倍。さまざまな垣根を越えて、モータースポーツの未来をたっぷりと1時間語ってくれた。

番組の出演交渉をしたのは、あの人?

番組が始まるや、席を立ちあがって名刺を礼儀正しく手渡す近藤さん。JRP会長としての名刺はできたてホヤホヤの第1号。受け取った森田京之介キャスターが恐縮して「何とお呼びしたらよろしいですか?」と聞くと「マッチでいいんじゃないですかね」と笑った。
マッチさん、実はモリゾウ(豊田章男会長)とも交流がある。今回は、会長就任を機にモリゾウから直接の出演交渉があり、「モータースポーツを盛り上げるためには、いろんなメーカーの垣根は関係ない」とゲスト出演に至った。

2人が意気投合したきっかけは、ニュルブルクリンクのレース後のバーでの出会い。マッチさんも「ピリピリした(笑)」と振り返る“ガンガラガン”事件がさりげなく聞けるのは、09:53から!

「NEXT50」次世代ファン育成の取り組み

国内最速と言われるスーパーフォーミュラは今年で50周年を迎え、次の半世紀に向け「NEXT50」を掲げている。マッチさんが直近の目標に挙げたのが「客席を満員にしたい」ということ。そのためには、ドライバーとファンの距離を縮めることも重要だと考えているという。
番組でも、4月8日に鈴鹿で行われた開幕戦のイベントブースを取材。サーキットでの職業体験では、エンジンのスタートをかける合図や、コースの清掃などの役割を果たした子どもたちが「ドライバーのレースの準備ができてうれしかったです」と感想を話していた。

マッチさんは「野球はボールやバットがあればできるけど、レースはサーキットもなきゃ面白さが伝わるのが難しい。この取り組みを大事にしていきたい」と語る。自身のチームでも若いエンジニアを育てる試みを続けており、未来を担う世代に向けた取り組みが始まっている。

情報が筒抜け? 新アプリ「SFgo」のレース再現度

そして、新しい取り組みの中でも目玉の一つが、「SFgo」アプリ。お気に入りのチームや選手の最新情報などを入手でき、実際のレースも疑似体験することができる。ドライバー目線のオンボード映像がほぼリアルタイムで表示され、アクセルやブレーキなどのさまざまな情報も公開。レース終了後も見返すことが可能だ。「レースの楽しみ方、変わりませんか?」と森田キャスターも興奮ぎみ。

「お客様にとっては素晴らしいけども、チーム側は情報が全部バレちゃう。シフトのポジションが分かればギア比も分かってしまうし、無線も聞けますからね」とマッチさん。「何周目にピットに入れようとか、全部聞こえちゃうんで。やめましょう、これ(笑)」と冗談も飛び出すほど。
情報が筒抜けになり、KONDO Racingはどのような対策を立てているのか。その一部をマッチさんが明かしたのは、放送の36:46から!

選手一人ひとりのドラマ。感動のシーンにも注目

番組は翌4月9日の第2戦では、KONDO Racingの監督としての姿に密着取材。マッチさんがトークショーでファンの質問に答える場面や、決勝スタート前に佐藤恒治 新社長と語らう姿などを追った。

KONDO Racingの山下健太選手はここ数年は思うような成績が残せず、開幕前のクラッシュでケガも経験したが、3位で久々の表彰台。会見では「スーパーフォーミュラでは非常に苦労していて…。向いてないのかなと思ったんですけど」と涙を拭う。優勝した2年連続王者の野尻智紀選手が掛けた言葉も印象的だ。温かい雰囲気に包まれた感動のシーンは、46:24から。

アジアを代表するモータースポーツを目指して

マッチさんが考える、未来のスーパーフォーミュラとは? 「ヨーロッパはF1、アメリカはインディ、アジアはスーパーフォーミュラ。この三角形ができたら最高」と、目指すはアジアを代表するモータースポーツ、アジアのF1の拠点だ。

マッチ対モリゾウの会長対決がサーキットで実現?

視聴者からはコメントで「ファミリーで楽しめるサーキット作りをしてもらえたら」などの様々な要望やアイデアが寄せられ、マッチさんにしてみても有意義な出演だった。最後には「マッチはレース出ないの」というコメントが紹介された。
マッチさんは長くドライバーの現場を離れているが、「モリゾウさんが出ているレースにエントリーして、一緒にサーキットを走るのが夢。やっぱり走るのが好きで、こういう世界に飛び込んだので」と語ると、コメント欄も一番の盛り上がりを見せた。
番組を終始エンターテイナーらしく盛り上げたマッチさん。合言葉の「ONE TOYOTA!」で締めるエンディングまで見ていただきたい!

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2023年4月28日)は、トヨタの新人アスリートを特集する。入社式のフレッシュなスーツ姿を見ることができるのもトヨタイムズならでは。各選手の魅力やキャラクターを引き出していく予定。ぜひ、お見逃しなく!

RECOMMEND