SUPER GT、スーパーフォーミュラ、全日本ラリーにスーパー耐久。TGRドライバーたちによる、カテゴリの枠を越えたカート対決がついに実現!
12月12日に開かれたTOYOTA GAZOO Racing(TGR)の2024年国内体制発表会。SUPER GT、スーパーフォーミュラ、全日本ラリー、スーパー耐久、各カテゴリで来季を闘う陣容が発表された。
会場となったのは、トムスが手掛ける、EVカートやシミュレーターを使い、東京ベイエリアで本格的なレーシング体験ができる「CITY CIRCUIT TOKYO BAY」(江東区)。
そこを体制発表の場に選んだ理由を豊田章男会長は、このように説明した。
「年末にこうして体制発表ができたことで、これを忘年会みたいにしたいなと。このメンバーで忘年会をするということは、やはり競走させることじゃないかな」
そう、この会場が選ばれたのは、体制発表だけではなく、TGRドライバーや監督たち総勢28人の“負け嫌い”によるドリームマッチを開催するためでもあったのだ。
YouTubeで体制発表の模様を最後までご覧になられた方々は、この辺りの事情はご存じかもしれない。
お待たせしました。果たしてTGR最速の栄冠は誰の手に⁈
トロフィー制作は山形大学の学生たち
ちなみに、今回表彰台に上がった3人の選手に贈られたトロフィー。こちらは山形大学の学生たちが3Dプリンターを使って制作したもの。
なぜ山形大学? と思われた読者もいるかもしれない。
実は10月~11月にかけて開催された「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に、「歯形ロボット」と「食べる3Dプリンター」で出展していた同大学の学生たち。
ユニークな展示に、体験した豊田会長も「面白い」と太鼓判。そんな豊田会長と学生たちの交流はこちらの動画からどうぞ。
今回、そういったご縁もあって、トロフィーをつくってもらいました。
山形大学の皆さん、ありがとうございました。