スーパーフォーミュラ、そしてスーパーGTのシーズンがスタート! その違いや魅力を、実際にサーキットへ足を運びながら初心者から上級者まで楽しめる内容で紹介!!
4月20日に配信されたトヨタイムズ放送部は、新しいシーズンが始まったばかりのスーパーフォーミュラ & スーパーGTを特集。国内最高峰である両レースの開幕戦を森田京之介キャスターが潜入取材し、サーキットならではの迫力や楽しさを臨場感たっぷりに伝えた。
森田キャスター、渾身の「マスク焼け」取材
今回の放送は、スタート前の待機画面からすでに、タイトル文字の上をかわいいレーシングカーが走る特別な仕様。チャットでも、コメントの順番のポールポジション争いに豊田社長が参戦するなど、モータースポーツ一色で始まった。
スタジオにもトロフィーやドライバーのキャップが飾られていたが、気になるのが森田キャスターの手前に置いてある4台のミニカー。この並びが何を暗示しているのか、番組の最後まで見届けていただきたい。
森田キャスターが取材したのは、4月9日に富士スピードウェイで開催されたスーパーフォーミュラの第1戦と、4月16・17日に岡山国際サーキットでおこなわれたスーパーGT第1戦。自らカメラを手に、ピット内やスタート前のグリッドなどを巡りドライバーたちに密着した。2週にわたる取材での没頭ぶりは、顔の上半分だけ“マスク焼け”が残るほど。
「とにかく速くて興奮させてくれるのがスーパーフォーミュラ。とにかく激しく競い合って楽しませてくれるのがスーパーGT」と森田キャスター。番組では、両者の魅力についてさらに詳しく探っていった。
とにかく速さが魅力の「スーパーフォーミュラ」
最初に森田カメラが訪れたのは、スーパーフォーミュラ開幕戦のdocomo business ROOKIEのピット。スーパー耐久でも監督を務める片岡龍也監督に、競技の見どころを聞いた。
ドライバーの大嶋和也選手は、今年はスーパー耐久もスーパーGTも兼任。その立場から、スーパーフォーミュラの魅力を「とにかく速い」と表現。レース翌日はお尻まで筋肉痛になるそうで、スピード感やクルマの違い、今シーズンの抱負などを詳しく語った。
ピットでは、昨年12月2日の放送部に出演していた意外な人物も発見。森田カメラは逃さずに“ロックオン”していた。
五感で楽しめるレースの模様を実況
スタジオでは、スーパーフォーミュラの特徴やマシンについて、分かりやすく解説した。トヨタ車のドライバーは、小林可夢偉選手や平川亮選手、ジュリアーノ・アレジ選手ら6チーム11人。森田キャスターは「マシン性能の差がほぼなくて、国内トップの21人のドライバーの中で誰が一番速いのかを決める」と説明した。
レースの模様も、森田キャスターが現地から実況で伝えた。スタートの瞬間やピットでのタイヤ交換の様子を映し、轟音の中で「これは現場じゃないと味わえません!」と絶叫。スピード感や迫力だけでなく、音や匂いなども含めた「五感で楽しめるのがサーキット」と振り返っていた。
市販車ベースの「スーパーGT」はバトル続発
富士から岡山へ。憧れの「瞬間移動」でスーパーGTの開幕戦にやって来た森田キャスターは、レーシングスーツ姿の片岡龍也“選手”に再会。トヨタ車ではないがドライバーとして出場しており、スーパーGTの魅力を「GT500とGT300という違うクラスが混走で走り、随所でバトルが繰り広げられている」と話していた。
さらに、スーパー耐久ではGR86に乗る蒲生尚弥選手が画面に映ると、チャットのコメント欄は結婚を祝うメッセージであふれた。
GRスープラに乗るTGR TEAM ENEOS ROOKIEの大嶋和也選手と山下健太選手にも話を聞いた。1台のクルマを2人のドライバーで乗り継ぐのもスーパーGTの特徴。両選手の息の合った掛け合いトークから、チームワークの良さも感じさせてくれる点にも注目したい。
大嶋和也選手から熱いメッセージ
スタジオでもあらためてスーパーGTの概要や、GT500とGT300の違い、坪井翔選手や関口雄飛選手らトヨタ車のドライバーを紹介し、再び森田カメラはレース本戦のサーキットへ。多士済々のスターティンググリッドを早送りで駆け抜けた。
レース開始直後から、両クラスのマシンが混ざって抜きつ抜かれつの攻防。実況する森田キャスターも興奮が止まらない。
レースを終え、大嶋選手と山下選手にも再びインタビュー。3度目の登場となる大嶋選手は、クールなイケメンぶりはいつもと変わらないものの、「この楽しさをみんなに伝えてもらえれば」と熱いメッセージを語っていた。
観戦アプリやグルメ、広がるレースの楽しみ方
番組では、レースの新しい楽しみ方についても、小林可夢偉選手と片岡監督にインタビュー。今年のオートサロンで開催された「レーシングドライバーによるモータースポーツ未来会議」から続く、将来に競技を発展させようという思いやアイデアについて語ってもらった。
スーパーフォーミュラのドライバー目線の映像が楽しめる、開発中のスマホアプリの画面も紹介。速度や温度、燃料の残量などもリアルタイムで表示され、レースの観戦のスタイルも変わってきそうだ。
森田キャスターは、サーキットで体験できるラジコンやEVカート、ご当地グルメやレストランなども取材。「大人も子どもも絶対楽しめますから、みんなでサーキットに行きましょう!」と、今後のレース予定を紹介して特集を締めくくった。
トヨタアスリートの結果紹介では、女子バスケットボールのWリーグで連覇を果たした「アンテロープス」の選手たちからの優勝報告動画も。トヨタイムズ放送部はいつも最後まで見逃せない場面が続くので、毎週水曜お昼の楽しみとしてチェックしてほしい。
そして次回(2022年4月27日)の特集は、女子の流れに乗って優勝を目指す男子バスケの「アルバルク東京」。元キャプテンの正中岳城さんがゲストで登場の予定。毎週水曜日12:00からYouTubeで生配信しているトヨタイムズ放送部を、ぜひ、お見逃しなく!