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【知財功労賞受賞記念】デザイントップと知的財産部の話から見えた絆

2026.04.24

クルマのデザインを決めるデザイナー。クルマに含まれるさまざまな権利を保護する知的財産部。もっといいクルマをつくるために、日々奮闘する両者の間には、強い絆があった。

【インタビュー後に語られた絆】パートナー

竺原
あと、こういった場に呼んでいただいて、サイモンさんと一緒にインタビューしていただいて…。

服部
なかなか無い機会ですよね(笑)。

竺原
というのも、やっぱり(知財部は)発明者なりデザイナーのサポートをしていくという部署ですので、こういった機会を用意していただいたのは、ありがたいと思っています。

ハンフリーズCBO
サポートじゃなくて、パートナーなんですよ。

ヒエラルキーは全くなくて、たまたま私たちは形(デザイン)をつくっている。でもその形を意匠登録できていなかったら、もう出せないんですよ、世の中に。

これは非常に大事な話で、同じくこの形を実現するためには、良いエンジニアリングとか生産技術がないとできません。この形がうまくできていなかったら、販売も台無しになります。

だからみんな大きな大きなチームで、ただ役割分担が違うだけ。そういうことなんです。

最初の話に戻ると、会長の「次の道を発明しよう」。これはトヨタのグループも含め、ブランドの話も入っていて、非常に大きなメッセージだと思うんです。

一人の外国人として日本を見ると、歴史的にも日本人には発明スピリットが、すごくあると思うんです。

それはクルマだけではなくて、いろいろなところで感じます。(だから)もっと言うと「日本全体で一緒に頑張りましょう」ということも伝えたいなと思います。

クリエイター

ハンフリーズCBO
この(知財の)世界も一つのアートみたいなものだと思うんです。

エクセルの表に数字を埋めるのではなくて、彼らもクリエイティビティ(創造性)を使って、上手く登録してくれているんです。

私たちの意志を入れながら、他の会社が真似できないように(権利を守る)。それも本当に大事なところなんですね。だから(2人を見やって)彼らもクリエイターだと、本当に思います。

知財部の仕事は、私たちにはできないけれど、外から見ていると大変そうですが面白いなと、すごく思います。

インタビュアー
権利をどうやって守っていくか。そのためには、クリエイター目線も必要になってきますね。

竺原
意匠を出願する際、図面をどう書くかというところも非常に大事です。そのため、デザイナーに「大事なところはどこですか?」としっかり聞いて、それを図面に落とし込むということもかなり工夫が必要です。

ただ、それをやらないと権利としては(保護できないので)、意味がないものになってしまいます。

ハンフリーズCBO
2人とも非常にModest(控え目)ですが、すごいことをやっていますよ。

竺原・服部
(笑)

ハンフリーズCBO
(知財部のメンバーは)素晴らしいですよ、本当に。こういう話ができるのが嬉しいです。

2人とも本当に受賞おめでとう。

4月17日、都内で知財功労賞の表彰式が行われ、ハンフリーズCBOは「今後は車両分野にとどまることなく、未来のモビリティ社会の実現に向け、社会に一層貢献してまいります」とコメントを出した。

安田 太特許技監(左)とハンフリーズCBO

デザインと知財部、今もそれぞれの場で、互いに連携し合い、もっといいクルマづくりが進んでいる。

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