自動車の歴史は18世紀フランスの蒸気自動車に始まった。

以来、欧米各国で技術革新が起こり、20世紀初めに自動車の大衆化が進むなど、現在に至るまで様々な歴史がある。

世界各国で先人たちが築いた道があったからこそ、トヨタも日本でクルマづくりを始められた。

トヨタ博物館では、そんな自動車の世界史をタイムトラベルするように学べる。

敷地内には「クルマ館」と「文化館」があり、クルマ館では19世紀末から現在までの日米欧における代表的な自動車、約140台を一望できる。そのほとんどが走行可能な状態で保存されており、歴史あるクルマの息吹を感じられるだろう。

また、文化館の「クルマ文化資料室」では、自動車の歴史をたどることができる1/43模型をはじめ、自動車ポスター、カーバッジ、クルマにまつわる文学、マンガ、映画、音楽など、幅広い視点での文化資料を約4000点展示している。

クルマの進化と文化をたどる博物館だが、未来に向けた企画展も開催中。

8月1日から始まった企画展「トヨタ博物館でSDGsを考える 第3弾 ～クルマとゴミとカーボンニュートラル～」も、常設展と併せて自由研究にぴったりだ。

その他、夏休みは親子で楽しめるイベントが目白押し！館内を回りながらクルマを学べる「謎解きイベント」や「こどもガイドツアー」をはじめ、車両を実際に走らせる「走行披露会」も4年ぶりに開催。詳しくは公式サイトを確認してみよう！

■トヨタ博物館
・開館時間：9:30～17:00 （入館受付は16:30まで）
・休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）、年末年始　※8/14は開館
・入館料（一般）：小学生 400円（2023年7/14～8/31の夏休み期間は無料）、中高生 600円、大人 1200円、シルバー（65歳以上） 700円
※【期間限定】「富士モータースポーツミュージアム・トヨタ博物館」共通券を販売中
※お得な「トヨタ博物館・トヨタ産業技術記念館」共通券も販売
※未就学児無料
※障がい者手帳・特定医療費受給者証等お持ちの方 300円（付添の方1名無料）
・公式サイト
・住所：愛知県長久手市横道41-100
・TEL：0561-63-5151

「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」は、豊田章男会長がよく口にする言葉であり、今のトヨタのクルマづくりに欠かせない想いだ。

過酷な環境でクルマを走らせ、性能の極限に挑む。そこで培われた技術が量産車開発に反映され、モビリティの進化に繋がる。

モータースポーツは未来の「クルマづくり」の一歩目であり続け、トヨタの飽くなき挑戦の場にもなっている。

富士モータースポーツミュージアムは、そんな「クルマづくり」にモータースポーツが果たした役割に目を向け、その系譜を紐解くことをコンセプトとしている。

約130年に渡るモータースポーツの歴史がうかがえる世界のレーシングカー約40台を展示し、車両開発にかけた各社の想いも紹介。

ここに来れば、モータースポーツがいかにクルマを鍛え、ファンをつくり、自動車の進化に寄与してきたかがわかる。

モータースポーツの魅力と意義に親子で触れ、自由研究のテーマにするのもきっと面白い。

同館近くのウェルカムセンターでは、トヨタの目指す“クルマ好きを置き去りにしないカーボンニュートラル”の象徴として、AE86（トレノ）の水素エンジン車とAE86（レビン） のバッテリーEVのコンセプトカーを随時展示。公式サイトで展示車両スケジュールを確認してみよう！

■富士モータースポーツミュージアム
・開館時間：10:00～17:00 （入館受付は16:30まで）
※金・土・日・祝の開館時間は19：00まで延長の場合あり（詳しくは公式サイトに記載）
・休館日：無休
・入館料（窓口購入）：小学生 平日700円／土日祝日800円（2023年7/15～8/31の夏休み期間は無料）、中高生 平日900円／土日祝日1000円、大人 平日1800円／土日祝日2000円
※【期間限定】トヨタ博物館で購入可能な「富士モータースポーツミュージアム・トヨタ博物館」共通券あり
※オンライン予約割引あり
※未就学児無料
※障がい者手帳、特定医療費受給者証等お持ちの方と付添の方1名は各窓口料金の半額
・公式サイト
・住所：静岡県駿東郡小山町大御神645
・TEL：0550-78-2480