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【S耐最終戦直前特番!】モータースポーツで鍛えた水素技術はここまで来た

2024.11.14

街中の水素ステーションに液体水素カローラ。いったいなぜ? 今回のトヨタイムズニュースはS耐最終戦直前、特別編をお送りします!

11月1617の両日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で最終戦を迎えるENEOSスーパー耐久シリーズ(S耐)2024 Empowered by BRIDGESTONE

本番を前にした10月末、富川悠太が向かったのはサーキット…ではなく、愛知県内の水素ステーション。そこにあったのはROOKIE Racing32号車、“液体”水素を燃料とする水素エンジンカローラ。

その理由は、サーキット以外の場所で液体水素を充填する実証実験を行うため。

通常は、“気体”水素をFCEV(燃料電池車)に供給している水素ステーションだが、貯蔵時は液体。将来の液体水素車の実用化を見据えて、既存のステーションで気体・液体どちらも充填できるようにすることが、今回の実験の狙いだ。

サーキットでは何度も行ってきた液体水素の充填。その経験があるからこそ、ともに開発を進めてきた岩谷産業の仲間は、場所が変わっても、「S耐の経験があるので、自信をもってできる」と胸を張る。

クルマとインフラ両輪で、水素社会へ前進している様子がうかがえる今回のトヨタイムズニュース。

水素エンジンカローラは、最終戦にも出場予定。ニュースをご覧になって気になった方は、ぜひ現地で観戦してみては?

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