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水素エンジンのハイエース!? なぜオーストラリアを走るのか

2023.11.13

モータースポーツで鍛えられた水素エンジンが、ついに市販化に向けて動き出す。ここに至るまでの道のりに迫った。

11月11日、スーパー耐久(S耐) 2023 最終戦の行われた富士スピードウェイ(静岡県小山町)

中嶋裕樹副社長は現地に集まった報道陣に向け、水素エンジンを搭載したハイエースの走行実証を、オーストラリアの公道で始めたと発表した。

市街地での舗装された道に加え、オフロードも多いオーストラリアで“水素エンジンハイエース”を走らせ、データを蓄積。将来の水素エンジン車の市販化に向けて活用していく。

内燃機関を未来に残し、クルマ好きを置き去りにしないカーボンニュートラルを実現する。その想いでトヨタは2021年から水素エンジン搭載のカローラでS耐に挑み続けてきた。

モリゾウが運転し、モータースポーツで鍛えてきた技術が、ついに市販化を目指し公道を走る。意志ある情熱と行動で進化してきた水素エンジン開発、その道のりを追った。

映像後半の【世界のトヨタから】では、トヨタ博物館(愛知県長久手市)で開催されたクラシックカー・フェスティバルを特集。

「クルマ好きは不滅だなと思いました」。布垣直昭館長がそう語るほどの盛り上がりを見せた現地の様子をレポート。さらに、オーナーたちのこだわりと共に、会場に集まった名車を一挙に紹介。

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