大分県のオートポリスで行われたスーパー耐久選手権第4戦。会場には共にカーボンニュートラル社会の実現を目指す九州の「仲間」たちの姿があった。
燃料が気体から液体に変わっても、アジャイルな開発は変わらない。たった2カ月の間に遂げたクルマと水素ステーションの進化をレポートする。
カーボンニュートラル社会の実現とその選択肢拡大へ、新エネルギーの実証実験を行うスーパー耐久シリーズ。第2戦から新たにホンダと日産が加わった。メーカーの垣根を越えた取り組みに迫る。
水素エンジンの耐久レース参戦から早3年。この挑戦を毎年24時間、寝ずに見守り続けてきた自動車研究家・山本シンヤ氏。トヨタイムズは決勝レースを前に話を聞くことにしている。3年目に思うこととは?
液体水素を燃料とするGRカローラが24時間レースを完走した。開発が始まって1年半。世界初の挑戦はいかにして成し遂げられたのか? 現場に密着した編集部がその軌跡をレポートする。
液体水素を燃料にカローラが24時間耐久レースを走る。世界初の挑戦。ここに至る道のりは試行錯誤の連続だった。
脱炭素社会へ選択肢拡大を目指すスーパー耐久シリーズへの挑戦も今年で3年目に。開幕戦では、ここに集まった仲間たちが、それぞれ新エネルギーについて話した。
「変な甘えがなくなった」。液体水素で走る水素エンジン車の初戦を5月の24時間レースに見据え、佐藤恒治社長は語った。
開発着手から1年強、ついに液体水素を燃料に積んだGRカローラがベールを脱いだ。脱炭素へ選択肢を広げる挑戦が今年も幕を開ける。