第20回アジア競技大会の「熱狂」を毎日お届けしてきたトヨタイムズスポーツ。そのハイライトをお届けするとともに、10月18日に開幕するアジアパラ競技大会の見どころを紹介。そして、熱狂は続く!
10月4日に閉会式が行われ、16日間の熱戦を終えた第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)。会場で生まれたさまざまな熱狂と選手たちの活躍を、トヨタイムズスポーツは毎日お伝えしてきた。そのライブ配信やハイライトから、印象に残った名場面や熱狂ポイントを総ざらい。
なお、アジア大会の興奮も冷めやらぬ10月18日には、アジアパラ競技大会が開幕。熱狂は終わらない!
GTTAが10個の金メダル、熱狂ハイライトは50本超え
日本でこれほどの規模の大会が有観客で開催されるのは久しぶりとなった、アジア最大級のスポーツの祭典。名古屋市の瑞穂公園陸上競技場で行われたアジア大会の閉会式は、マツケンサンバでフィナーレを迎えたが、いまだ熱狂の余韻が冷めやらない。
アジア各地から出場したGTTA(グローバルチームトヨタアスリート)は、金メダル10個、銀メダル9個、銅メダル6個という結果。地元の人たちや社内関係者の大きな声援が、選手たちを支えた。
張本智和が男子団体で60年ぶりの金!
アジア大会の歴史に残る快挙を成し遂げたのが、卓球の張本智和選手だ。男子団体で8連覇中だった中国を決勝で破り、60年ぶりの金メダルを日本にもたらした。張本選手は、3マッチ先勝方式の試合で2勝を飾った。特に、後がなくなった第4マッチでは、ランキング1位の王楚欽選手を3-0で圧倒し、「チョレイ」の雄叫びが会場に響き渡った。
インタビューで「大応援団に来ていただいて本当に感謝しかないですし、皆さんに結果で応えられてうれしい」と話していた張本選手の男子団体の熱狂ハイライトはこちら。
その後のシングルスでは、準々決勝で相手の変則的なサーブに苦しんで敗れた張本選手。ダブルスでは準決勝で1-3の苦しい展開から3ゲームを連続で奪って勝利した。番組のディレクターも試合を諦めてインタビュー会場に移動を始めていたそうで、「自分が恥ずかしくなった」と言わせる大逆転。決勝で中国のペアに敗れたが、堂々の銀メダルを獲得した。
大会を振り返って張本選手は「3枚メダルを取って出社したかったですけど、2つ(のメダル)は最低限かなと。みなさんに早くお見せしたいです。世界各地、日本各地の試合でみなさんに少しずつ応援のお返しをしていけたらなと思います」と語る。
張本選手のダブルスの激闘とインタビューの熱狂ハイライトはこちら。
五十嵐カノアが10点満点ライドで初代王者に
視聴者も熱狂したというのが、男子サーフィンの五十嵐カノア選手の準決勝。今まで試合ではほとんど見せたことのない最高難度の大技「カラップフリップ」を見事に決めて、10点満点を獲得。会場の太平洋ロングビーチ(愛知県田原市)に詰めかけたファンを沸かせた。
刻々と波のコンディションが変わる中、決勝では少ない波のチャンスを確実にものにして、アジア大会の初代王者に輝いた。日の丸をまとって喜びを爆発させるカノア選手には、ロサンゼルス2028オリンピックの出場権を示す「チケット」が手渡された。
「来てもらったファンにも雨の中で朝 6 時からすごいエネルギーをもらって、自分もすごいモチベーションになってみんなを幸せにしたいという気持ちを感じて、本当にうれしいです。いろんな日本人のアスリートがメダルを獲って頑張っていることがすごい刺激になって、同じフィーリングで同じ日本のプライドを背負って、金メダルを獲りたいなと思っていた。ロスのオリンピックに行けるチャンスがあることは、もう夢以上の夢ですね」
カノア選手の準々決勝から決勝までのライディングと談話の熱狂ハイライトはこちら。
陸上では田中希実が3つのメダル
陸上女子の中長距離界のエースである田中希実選手は、3種目に出場する過酷な日程でアジアの頂点に挑んだ。自ら積極的にレースを仕掛け、10000mでは銀、本命視されていた1500mは銅、5000mでは銀メダルを獲得した。
最後の5000mは、10000mでも敗れたパリ大会の金メダリストとの一騎打ち。ラスト1周は真っ向勝負の白熱した走りを見せたが、最後に突き放され、惜しくも銀メダルに終わった。
女子バスケ日本代表らが生出演
生配信の熱狂ライブに出演したメダリストの中では、女子バスケットボールの2つの日本代表が、ドラマチックな戦いで印象を残した。3x3バスケは、いきなり2連敗で予選敗退の危機から、破竹の5連勝で金メダル。5人制バスケの決勝の韓国戦では、2Q終了時に19点の大差をつけられ、怒涛の追い上げを見せて2点差まで追い上げたが、惜しくも敗れて銀メダルに終わった。
金メダルの3x3バスケからは、トヨタ紡織サンシャインラビッツに所属する西ファトゥマ七南選手と平下結貴選手が、9月26日の熱狂ライブに生出演。序盤の苦戦には野外の風が影響していたことが明かされたほか、平下選手の姉の愛佳選手からのコメントVTRも。
5人制バスケには大神雄子ヘッドコーチのほか5人のGTTAが出場し、10月3日の熱狂ライブにトヨタ自動車アンテロープスの岡本美優選手と三浦舞華選手が生出演。決勝の熱狂ハイライトで号泣していた岡本選手も、スタジオでは笑顔を見せていた。
森ひかるのネイル、嘉陽宗一郎の涙
石川恭子選手らが出場した女子ソフトボール日本代表は、前人未到の7連覇を達成した。トランポリンの森ひかる選手も金メダル。「ここにいる人たちは敵じゃなくて仲間なんだ、という思いを持って演技できた」と話し、寿司ネタの模様の入ったネイルを披露していた。
海外のGTTAでは、体操のゆかと跳馬でフィリピン代表のカルロス・ユーロ選手が金メダル。バドミントンのタイ代表、クンラブット・ビチットサーン選手もシングルスで優勝し、実力通りの力を発揮した。
すべてのアスリートが思い通りの結果になったわけではない。銀メダルに終わった野球では、嘉陽宗一郎投手があまり見せない涙を流した。
円盤投の湯上剛輝選手はメダル獲得できなかったが、「地元開催ということで競技者としては幸せな時間だった」と笑顔でインタビューに答えた。
個々の選手たちの結果は、「熱狂しよう」サイトなどに掲載中。10月9日11:50からの週イチLIVEでも、アジア大会を総括する番組を予定しているので、お見逃しなく!
10月18日開幕、熱狂をアジアパラへ!
アジア大会で巻き起こった熱狂は、10月18日に開幕する第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)へと続く。
日本では初開催となり、ほとんどの競技が愛知県内(パラ自転車競技は静岡県)で行われるアジアパラ。競技数は18とアジア大会(43)より少ないが、種目の数は502でアジア大会(469)を上回る。10月16日から24日まで、約1週間の会期にそれだけの熱戦が凝縮されており、超人たちの圧倒的なパフォーマンスへの期待が高まるばかりだ。
GTTAもメダル候補が出場を予定しており、パラバドミントンの梶原大暉選手が200連勝を達成するかも大きな見どころ。パラ陸上の石田駆選手や石山大輝選手、パラ柔道の半谷静香選手ら、トヨタイムズスポーツではおなじみのアスリートたちも応援したい。
待ちきれない方は、ぜひトヨタイムズスポーツで予習していただきたい。開幕するまでの2週間も、アジアパラに向けたコンテンツを発信していく予定。10月4日の熱狂ライブのエンディングVTRも、熱狂を思い出すきっかけにしていただければ幸いだ。
アジアパラも熱狂しよう!