連休直前の放送は内容盛りだくさん。まずは、佐藤恒治新社長が、女子ソフトボール部レッドテリアーズの試合を初めて球場で応援した模様のVTRから。他の部の選手ら大人数の応援もあり、グループ会社の東海理化に快勝。佐藤社長と東海理化の二之夕裕美社長ら役員がにこやかに記念撮影をしている最中に、下山絵理選手がホームランを打ち、佐藤社長が一人飛びあがって喜ぶ写真も公開された。

さらにこの日は、スーパー耐久の公式テストが行われていた富士スピードウェイからの生中継も。5月27・28日に迫った富士24時間レースに向けて、“新人レポーター“の六埜雅司が、32号車の石浦宏明監督をロックオン。液体水素カローラやドライバーの動向を聞いた。

今回のスタジオゲストは硬式野球部レッドクルーザーズの福井章吾選手。大阪桐蔭高校、慶應義塾大学で主将を務めた超エリートだが、昨年の新人特集では意外な一面を披露していた。

尊敬する細山田武史コーチの教えもあってか、福井選手のコメント力も成長。スタジオでも2年目とは思えない堂々とした対応を見せた。

番組は入社式当日、5人の新人アスリートと東崇徳・総務人事本部長が初めて顔を合わせるところを取材した。愛車のクラウンの前で、東本部長は選手に質問攻め。硬式野球部でプロ選手を連続して輩出した背番号「14」を受け継ぐ増居翔太選手、インターハイ優勝の実績を持つ女子ソフトボール部の丸本真菜選手らは、本部長の熱気に圧倒されながらも、各自の抱負を述べた。

森田京之介キャスターは、研修を終えて配属されたばかりの選手を取材。「私 、実は...」の告白の1人目は、ビーチバレーボール部の安達龍一選手。淡路島の南にある沼島という離島の出身で、魚をさばけることが明らかになった。

父親から送ってもらった地元産アジを三枚におろす見事な腕前も披露。練習場の隣でユニフォーム姿のまま包丁を振るう姿に、番組を視聴していた先輩の西堀健実選手は「シュール」とチャットでコメントしていた。魚をさばくシーンは放送の35:23から！

この告白には、安達選手とペアを組むマルキ ナシム選手と、溝江明香選手も同席。2人からはもう一つの告白があり、コメント欄も祝福ムード。強引かと思われた「新人さん、いらっしゃ〜い！」の特集タイトルの伏線が回収された。2人のハッピーな発表は放送の33:00から！

ラグビー部ヴェルブリッツの新人は5人。谷中樹平選手の「トマトが食べれません」、山川一瑳選手の「ホームシックです」という告白には、福井選手も共感していた。

女子バスケットボール部アンテロープスの横山智那美選手は、トランプのスピードが得意。陸上長距離部の新人4人の中では、田澤廉選手は風船、内田隼太選手は汗をかくのが苦手という意外な一面も。

レッドテリアーズにも個性的な6人が加わった。注目は片岡僚子選手の「変顔のバリエーション」。全力で振り切った表情の写真が、さっそくスタジオでも紹介された。片岡選手の連続変顔と福井選手のリアクションは、45:00から！

レッドクルーザーズの取材では、福井選手が新人たちの特徴を紹介した。「野球やっている人のちょうどいい黒さ」を目指して日焼け止めを塗っている宮﨑仁斗選手、健康オタクの三塚武蔵選手ら、ユニークな新人がそろっている。

「ナダルJr.」を自称する加藤泰靖選手は“イっちゃってる”一発芸を披露。初回からの飛ばし過ぎを心配した福井選手が「マイペースで、チームの中では愛されキャラが加藤」とフォローしていた。その新人離れした芸は、53:28から！

新人たちのお手本として、ベテランの佐竹功年選手にも秘密を聞いた。昨年と同じ質問に「本当にネタないですよ。ない歯磨き粉を絞り出すようにいきます」と、しっかりしたフリを作っておくのはさすがだ。

最後に福井選手は、1年下の後輩たちに向けて「職場の方、会社の方に顔と名前を覚えてもらって（試合に）足を運んでいただくことが大事。運動部の横のつながりや結果が刺激になって頑張れるのが、トヨタのいいところだと思います。トヨタアスリートがトヨタを盛り上げていけるように、一緒に頑張りましょう！」と呼びかけていた。

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。5月5日はお休みをいただいて、次回（2023年5月12日）はパラ陸上を特集する。4月末に神戸で行われた日本選手権を取材。7月の世界選手権、そしてパリ2024パラリンピックに向けた選手たちの現在地や想いを探る。ぜひ、お見逃しなく！