トヨタイムズ放送部まとめ
2022.11.07

チャレンジ企画第2弾は棒高跳び! モーグル堀島行真の上達スピードに棒高跳び山本聖途も驚愕

2022.11.07

11月2日に配信されたトヨタイムズ放送部は、「堀島くん、次、アレやろうよ!」の企画の第2弾。北京2022冬季オリンピック男子モーグルの銅メダリスト堀島行真選手が挑んだのは、なんと棒高跳び。オリンピックに3度出場した山本聖途選手の指導を受け、バーを跳べるようになったのか? スタジオでは元フィギュアスケーターの小塚崇彦さんが緊急でメインキャスターを務め、こちらのチャレンジもどうなる!?

“相方”の代打でメインキャスター小塚崇彦が誕生

番組が始まっていきなり、視聴者のコメント欄に「あれ!?」と動揺が広がる。メインキャスターの席に座っていたのは、スーツ姿の小塚さん。この日は森田京之介キャスターがコロナ感染のためお休みとなり、“相方”である小塚さんに白羽の矢が立った。

これまでアスリートキャスターとして出演してきた小塚さんだが、メインの立場でニュース原稿を任されるのは初めて。固い表情で懸命に原稿を読むメインキャスターの姿に、視聴者からは続々と「緊張が伝わってくる」「頑張って!」「リラックス」といった応援コメント。ハラハラしながら放送を見守るという、これまでにない放送となった。

なお、森田キャスターの症状は落ち着いて回復に努めており、本人もチャットで参戦。「この企画は、堀島くんならできてしまうんじゃ!という楽しみ方と、棒高跳びってこんなことをやってるんだ!という楽しみ方、2つあります」と企画の趣旨を解説し、スタジオの小塚さんをフォローしていた。

オリンピック3大会出場、山本聖途に教えを請う

堀島選手のチャレンジ企画。前回の放送では、東京2020オリンピックの銅メダリストである武藤弘樹選手からアーチェリーを教わった。これまでにもパルクール、フィギュアスケートなどを経験してきた堀島選手だが、棒高跳びへの挑戦はかねてからの希望だった。

トヨタで棒高跳びといえば、ロンドン2012、リオ2016、東京2020大会と3度のオリンピックに出場した山本聖途選手。2018年のアジア競技大会でも金メダルを獲得している。

難しい競技へのチャレンジの理由を「スキーも道具を操るんですけど、棒高跳びも道具を操って、5mや6mまで到達していく中で、その高さをスキー以外でどうしたら体験できるかなと。棒のしなりを使って自分の体を引き上げる経験をしたかった」と語る堀島選手。2日間の日程で、中京大学の先輩でもある山本選手の教えを請うことになった。

棒高跳びは「陸上競技」+「体操競技」

堀島選手が訪れたのは、山本選手の母校、岡崎城西高校の練習場。棒高跳びとモーグルの似ている点を「地面から離れた場所での身体の扱い方」と山本選手は語る。「棒高跳びは、棒を持って走る助走が陸上競技、踏み切ってからが体操競技と言われています」とのことだ。

棒(ポール)の持ち方や、踏切の基礎練習を経て、競技する場所であるピットへ。堀島選手は、助走、棒を差す、棒のしなりを使って跳躍、マットに着地までの動作をスムーズにこなしていく。山本選手は驚いた表情で「初めてやる人は恐怖心があるんですけど、堀島君はそれ以上に恐怖心があるスポーツをやっているので、第一段階を簡単にクリアした」と解説する。

そして、実際にバー代わりのゴムを掛けて、2m50から跳躍にチャレンジ。最初は失敗が続いていたが、試行錯誤を繰り返したり、高校生の練習を見ているうちに、堀島選手はコツをつかんだようだ。

バーの位置を挙げて2m90に挑んだ堀島選手は、余裕を持って跳び越えて、笑顔でガッツポーズ。山本選手も「(競技を始めた中学生当時に)俺の1年かけて跳べる高さ、1日で跳んじゃったよ!」とうれしそう。この日は3mまでクリアした。

森田キャスターが棒(ポール)を手にしてわかったこと

初日の挑戦から約1週間後。2日目の山本選手からの指導は本格的なものへと移行した。棒を曲げる時の左手の動きを課題に挙げ、棒への体の預け方、踏切の位置などを細かくアドバイスし、堀島選手も真剣に練習に取り組んだ。

ここで、2日目の練習に同行していた森田キャスターが棒(ポール)を手にする。ところが、助走を試みるも棒が重くて、うまく走れない。棒の揺れに合わせて「肩甲骨を動かす」というアドバイスをもらったが、逆に変な動きになってしまい、助走もままならないままギブアップ。堀島選手の身体能力のすごさが際立つ結果となった。

なお、2日目は初日に使っていたロイター板(踏切板)を使わずに飛ぶことに。「反発力をプラスしてくれますけど、ロイター板がない状態で選手たちは競技しています」という堀島選手のこだわりによるものだ。

堀島行真が「虎」になって気迫のジャンプ!

実際の競技と同様に、3回以内に跳ぶことができれば次の高さに進める形式で行われた最終テスト。これを着て挑戦してほしいと山本選手からプレゼントされたのは、虎の柄のユニフォームだった。こんなワイルドな堀島選手の姿、他ではなかなか見れないはず。

最初の3mを、堀島選手は難なくクリア。「一発で越えたーーー!」と森田キャスターの実況が響き渡る。しかし、3m10で思わぬ落とし穴。惜しいジャンプが続き、3回失敗してしまった。

山本選手からは「もう1回チャンスをもらっていいですか」と、泣きの1回を申し入れ。その理由は「ここの高さを跳んでもらわないと、今後の僕(の指導者の道)に影響しちゃいそうなので」と、早くも選手思いの一面を見せていた。

4回目、堀島選手のジャンプは横にズレたが、空中で必死に体をひねり、バーを越えてみせた。この成功からどこまで記録を伸ばせたか、ぜひアーカイブをみていただきたい。

チャレンジ企画の第3弾は?

チャレンジを終え、堀島選手は「モーグルのジャンプでは、頂点の放物線を考えてというのはなかったので、その感覚がすごく養われた」と話す。山本選手も「僕は棒高跳びの基本の動きしか知らないんですけど、モーグルの選手は空中でクルクル回れるんだというのを知った」と、刺激を受けた様子だった。

山本選手は収録後にフランスに渡り、パリ2024オリンピックを目指していく。世界的な名コーチのダミアン・イノセンシオ氏のもとで技術を学び、日本記録を超える5m90が当面の目標。棒を10cm長いものに変え、筋力アップや助走のスピードアップにも励んでいくという。

堀島選手も12月からワールドカップを転戦。チャレンジ企画の第3弾はショートトラックになる見込みで、恩返しとしてトヨタアスリートにスキーを経験してもらう企画を温めているそうだ。

チャレンジの素晴らしさや意義を教えてくれる、堀島選手のシリーズ企画。今回は、小塚さんがメインキャスターに挑戦、森田キャスターも視聴者コメントを経験し、1時間を無事に乗り切った。新しい刺激を受けて、パワーアップしていく放送部とトヨタアスリートに今後も期待!

いよいよ次回はラリージャパン特集!

毎週水曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズ放送部。次回(2022年11月9日)は、12年ぶりに日本で開催されるラリージャパンの特集。豊田スタジアムに設置される大会の拠点・サービスパークから、開幕前日の模様を生放送する。ラリーを楽しむための企画を盛りだくさんでお届けする予定。

さらに、開幕初日の10日から最終日の13日までは、4日連続で午後7時から特別番組を配信する。ラリージャパンのスペシャルサイトでも、ラリーの魅力やWRC観戦の楽しみ方を伝える動画がアップされているので、予習には打ってつけだ。ぜひ、お見逃しなく!

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