トヨタイムズスポーツ
2022.10.11

Wリーグ3連覇は常勝チームへの第一歩。女子バスケの主役は譲らない!

2022.10.11

Wリーグ3連覇を目指す、女子バスケットボールのアンテロープスを大特集。新体制の注目ポイントや各選手の意気込みまで、開幕までに見ておきたい充実の内容!

10月5日に配信されたトヨタイムズ放送部は、女子バスケットボールを特集。Wリーグの3連覇に向けて、新体制となったアンテロープスの注目ポイントに迫った。スタジオゲストは、チームのOGで現在はチームをサポートする栗原三佳さんと三好南穂さん。さらにオンラインで川井麻衣選手、馬瓜ステファニー選手、山本麻衣選手が生出演し、開幕戦への意気込みを語った。選手たちの素顔やコートネームにも注目!

番組冒頭では、女子ソフトボール、レッドテリアーズのモニカ・アボット選手が、日本でプレーをするのが今季で最後となることを発表。「私の物語の最終章を一緒にお祝いしていただくべく、皆さまに球場にお越しいただきたい」というメッセージが寄せられた。オリンピックでは米国代表で活躍し、日本でも輝かしい実績を残したアボット選手の雄姿を見届けよう。

栗原三佳、三好南穂がアメリカ合宿を報告

前週のアルバルク東京に続くバスケ特集の第2弾は、もちろん女子のアンテロープス。20-21シーズンのWリーグ初制覇のメンバーであり、選手を近くで支える2人をWゲストに迎えた。

サポートスタッフの栗原三佳さんは、リオ2016オリンピック日本代表。サポートコーチを務める三好南穂さんは、東京2020オリンピックで銀メダルを獲得し、昨シーズンは3ポイントシュート成功率がリーグ1位だった。

特集に入る前に「この場を借りて、豊田社長にリーグの2連覇達成のごほうびとしていただいた、アメリカ合宿のお礼をさせていただいてよろしいですか」と栗原さん。今夏に行われた合宿の模様のVTRが公開された。

トップレベルの選手が利用する施設でのトレーニング、富士通の町田瑠唯選手も出場したWNBAの試合観戦などの映像が紹介されたが、気になるのがスタジオに飾られていたイラスト。トレーニングの様子を三好さんがタブレットで描いたもので、意外な才能を披露していた。

若返ったチームのスローガンは" X Factor "

今季のアンテロープスが大きく変わったのは、大神(おおが)雄子HC(ヘッドコーチ)の就任。新しく小笠原美奈選手、梅沢カディシャ樹奈選手が加入し、キャプテンは馬瓜ステファニー選手、山本麻衣選手、川井麻衣選手の3人体制となった。

新体制について、栗原さんは「個性豊かなのは引き続き、明るく元気よくチームとして活動してるので、雰囲気はすごくいいです」、三好さんは「メンバーが若くなった分、フレッシュさやエナジーも増しました」と語った。

今シーズンのチームスローガンは" X Factor "。「未知の可能性を存分に秘めてるチームだと感じます」と三好さんは話す。

番組では、注目ポイントを「エナジーとパッション」「個性あふれるニューフェイス」「結束力向上!!」の3点にまとめた。

熱い指揮官・大神雄子はいじられキャラ?

「エナジーとパッション」を体現するのが、チームを率いる大神HCだ、日本代表のエースとして活躍し、リーグ優勝回数は9回。2008年には日本人として2人目のWNBA挑戦を果たし、2015年にアンテロープスに加入。2018年からはコーチとしてリーグ連覇にも貢献した。

森田京之介キャスターが練習を取材すると、体育館には「OK!」「グッジョブ!」という大神HCの声が響き渡っていた。インタビューで大神HCは「大事にしてることは常には上機嫌で接すること。そのためのエナジーとパッションは惜しまずに常に全力でやってます」と、指揮官としての心構えを語った。現役当時と変わらないキビキビした口調で、レジエンドの風格を感じさせる。

3連覇に向けては、「プレッシャーがないと言ったらウソになる。でも連覇に挑戦できるのは間違いなくアンテロープスだけですから、挑戦できることを喜びや幸せに変えて、過程を大事にしていきたいと思っています。昨年のところには満足せず、新しいところも挑戦しながら改善を続けていく形で取り組んでいます」と話す。

ゲストの2人も、現役時代の大神HCと一緒にプレーを経験。三好さんは「誰よりも声を出して引っ張ってくれる存在。『すごい、レジェンド』ってなるんですけど、意外とチームではいじられキャラ」と意外な側面をリーク。栗原さんからも「熱い気持ちが出た時に、(審判から)注意を受けないかなって心配」と速攻でいじられていた。

ディフェンスから得点への流れを三好南穂が解説

大神HCが目指している、チームで守るディフェンスや、リバウンドをつなげていくバスケットについても、VTRを使って三好さんが解説した。前週の男子の放送の戦術解説と共通することも多いので、ぜひそちらも見ていただきたい。

堅いディフェンスから展開される速いプレーに続き、ガード陣がクリエイトするチームプレーについては、「ガードの川井選手がボールをもらった後、ドライブで中にしっかり入っていくことによって(相手の)ディフェンス全員が川井選手を見ていますね。そこで外に出すことによって、3ポイント(を打つ選手)がフリー」と丁寧に説明していた。

新メンバー「トビ」「ジュナ」を直撃

「個性あふれるニューフェイス」は、新加入の小笠原選手と梅沢選手。選手の愛称でもあるコートネームは、それぞれ「トビ」「ジュナ」だ。インタビューでは、チームの印象や開幕戦への意気込みを語っていた。

小笠原選手は、自分のコートネームが気に入っていないことを告白。リバウンドに飛びついてほしいという願いが由来だそうで、「もっとかわいい名前が欲しかった」と言う。

梅沢選手は身長190cm弱だが、取材当日はお団子ヘアだったので、「これを入れたら2mくらい」と本人。視聴者からは「リバウンドでおだんごキャッチされそー」というコメントも。

運転免許を取ったばかりの梅沢選手には、森田キャスターが標識クイズを出題。「一時停止」などの問題を全問クリアして、トヨタの選手としての面目を保った。放送では、2人が買ったクルマの車種や、移籍がもたらす効果なども深掘りしている。

キャプテン川井麻衣が似ている女優とは

最後の注目ポイント「結束力!!」を象徴するキャプテンの川井選手、ステファニー選手、山本選手は、練習後の葵体育館からオンラインで生出演。それぞれのキャプテンとしての役割や、栗原さんや三好さんら先輩の存在、大神HCなどのテーマでトークを展開した。

個性あふれるメンバーがそろったことに、ステファニー選手は「今までもずっとそうで、三好さんも栗原さんもそっち側ですので(笑)。無理に固まろうとせずに、それぞれのカラーを出してチームに貢献していくのが大事だと思います」と話していた。

川井選手が似ていると言われる、キャラクターや有名女優についても話題に。この日の放送で視聴者のコメント欄が最も盛り上がる場面となった。女優の名前を聞いて、三好さんは「絶対ウソ!」と頭を抱え込んでしまったが、声や話し方が似ているそうなので、ここは目をつむって(音声に集中して)いただきたい。

最後に3人は、開幕への意気込みを披露。ステファニー選手は「まずは最初の1試合にフォーカスを置いて頑張っていきたい」、川井選手は「自分たちがやりたいバスケットを遂行することが、最終的な(Wリーグと皇后杯の)二冠につながると思う」、山本選手は「新生トヨタとしてファンの皆さんには成長を一緒に楽しんでいただけたら」と語った。

10月19日に代々木で開幕戦

VTRでは激しいウェイトトレーニングの様子も流れたが、選手を紹介する「特技:アイス早食い」などの字幕につい目が行ってしまう。そんなユニークな個性とプロフェッショナルを両立しているのもアンテロープスの魅力。各選手のコートネームを覚えれば、さらに面白くなることは間違いない。

リーグ開幕戦は10月19日午後7時、 代々木第二体育館で行われるENEOSサンフラワーズ戦。常勝チームへと歴史を刻むアンテロープスの戦いを目に焼き付けよう!

毎週水曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズ放送部。次回(2022年10月12日)のビーチバレーボール部を特集する。今年のツアーファイナルを目前に、日本バレーボール協会の会長でもある川合俊一GMのほか、現役選手が生出演する予定。ぜひ、お見逃しなく!

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