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未来はみんなでつくるもの S耐から広がる水素社会 最終戦富士

2024.12.26

水素カローラがスーパー耐久選手権(S耐)で走り始めて3年。水素社会の実現に向け、2024年のS耐最終戦で発表された新たな取り組みとは。

SUBARUのレースカーから降りてきたのは!?

S耐決勝直前には今年の6月にニュルブルクリンク24時間レースSP4Tクラスで優勝を果たしたSUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024の日本で初となるデモランが行われた。

撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

ハイペースで富士スピードウェイのコースを駆け抜けるニュルブルクリンク24時間レースの優勝車。

ホームストレートに戻ってきたこのクルマでステアリングを握っていたのは、SUBARUのレーシングスーツに身を包んだモリゾウこと豊田会長だった。サプライズ走行後のインタビューで豊田会長はこう話した。

豊田会長

撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

SUBARUとともに辰巳英治さんを始め、STIがずっと挑戦してきたニュルの味を本当に楽しみながら、この富士スピードウェイを走らせてもらいました。

SUBARUは、ある意味日本メーカーの代表選手として、継続的に世界で一番激しい道、ニュルに挑戦し続けてきたと思います。

そこと一緒になって、我々TOYOTA GAZOO Racingも一緒になって、日本にもいいクルマがたくさん生まれてきたと思います。

こういった挑戦がやらせてもらえる会社がいっぱいあった方がいいクルマがつくれますし、今日、富士に来てくれたみなさんの後押しがあれば、さらにもっとドライバー、メカニック、エンジニアがモータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくりに頑張れると思いますので、これからもさらなる応援をよろしくお願いしたいと思います。

モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりとCN社会実現に向けたアジャイル開発は、このS耐を舞台にして2025年も続く。

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