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悩んで挑んで失敗して...それぞれの"場"で成長を 2026年 豊田会長・佐藤社長年頭あいさつ

2026.01.07

みんなで挑み、失敗し、悩み、また挑戦する。最後に「ありがとう」と言い合えるように。豊田章男会長、佐藤恒治社長が新年のあいさつを届けた。

豊田章男会長と佐藤恒治社長は1月7日、愛知県豊田市の本社で従業員に向けた新年のあいさつを行った。

1,480人が本社で、そのほかの従業員もリモートでメッセージを受け取った。

この場に集った仲間とともに、次の道を発明するために、どのような意志が示されたのか?

豊田会長、佐藤社長のメッセージを紹介する。

「ありがとう」をつないだ2025年

山本正裕 総務・人事本部長から従業員に向けて「いつもそうですよね。(豊田)会長と(佐藤)社長の言葉は、我々一人ひとりの心に火を付けてくれるメッセージだと思います」と紹介があり、まず登壇したのは佐藤社長。

2023年の社長就任時、豊田会長が取り戻した「トヨタらしさ」をチームで“継承”し、“進化”させていく決意を示した。就任4年目を、佐藤社長はどう迎えようとしているのか。あいさつは2025年を振り返るところから始まった。

佐藤社長

皆さん、あけましておめでとうございます。

今年も健やかに、こうして皆さんと新年を迎えられたことを、本当にうれしく思います。

心に届くメッセージになるように頑張りたいと思います。

昨年は「『ありがとう』という言葉の意味に向き合って、『笑顔と感謝の気持ち』を大切にする1年にしよう」。そう言って、スタートしました。

12月には、世界中の仲間やステークホルダーの皆様への感謝を伝える場として、「TOYOTA WORLD ARIGATO FEST. 2025」が開催されました。

「今があるのは当たり前ではない」、「未来はみんなでつくるものなんだ」。

そんな豊田会長の想いのもと、グローバルトヨタが1つになって、そこにはたくさんの「ありがとう」と「笑顔」がありました。

私自身、改めて世界各地に「町いちばん」を実践する仲間がいることの有り難さ、そして「ありがとう」の想いを行動につなげることの大切さを実感しました。

だからこそ、今年もまず皆さんへの感謝の気持ちからお伝えさせてください。

この1年、苦しいこともたくさんあったと思います。

それでもお客様のため、仲間のために、一生懸命頑張ってくれたこの会社のすべての皆さん、本当にありがとうございます。

「いいクルマをつくって、しっかり届けていこう」

その一心で、みんなで行動を積み重ねてきたと思います。

認証業務においては「正しい仕事を実践し続ける」そのスタートラインに立てるように、一人ひとりの意識と仕事の仕組みを改善する努力をみんなで続けてきました。

新車の立ち上げは、認証や品質面での変化点が大変多い。本当に大変だったと思います。

無事に新型車を世の中に送り出すことができたのは、それぞれの現場で最後の最後まで必死に頑張って、仕事を前に進めてきてくれた皆さんがいたからです。

海外では、多くの地域で競争の環境は厳しさを増す一方でした。

それでも「お客様第一」に徹して、生産から販売まで「品質とサービス」を追求して、みんな努力を重ねてくれました。

そしてまた、昨年9月、ブラジルのポルトフェリス工場が竜巻で被災しました。そのときは「グローバルトヨタのチーム力」を実感しました。

一報を受けて、日本やインドネシアでのバックアップ生産へすぐに動き出してくれました。地域を越えて仲間のために全力で対応に当たってくれました。

現地に飛んで仕入先の皆様とともに復旧支援に取り組んでくれた皆さん、今も生産再開の準備を進めてくれている皆さん、本当にありがとうございます。

こうした現場の皆さんの想いと行動、仕入先の皆様、販売店の皆様のご尽力があったからこそ、昨年は994万台のクルマをつくって、お客様にお届けすることができました。

心から感謝申し上げます。

一方で、まだまだ課題はたくさんあります。

稼働停止は前年より減ったものの、内訳を見ると品質や設備のトラブルに起因する稼働停止は増えています。

販売現場でもお客様に様々なご不便をおかけしている状況は実は変わっていない。例えば日本では、お客様がほしいクルマを商談できない状況が実際に続いています。

我々はいいクルマをしっかりつくって、しっかりお届けするために、もっともっと全員で改善を続けていきたいと思います。

ここまで2025年を振り返った佐藤社長。ここから26年の展望について話し始めた。

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