2026.09.07
ミキサー車の待ち時間が半減――。タイの企業が働き方を改善するためトヨタ生産方式(TPS)を導入。従業員の働き方はどう変わったのか?
サイアム・セメント・グループ(SCG)は、タイでセメントや建築資材、化学品、包装事業などを展開する、同国を代表する企業の1つ。トヨタとは、1987年にエンジンの製造会社「サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング」を共同設立した経緯もある。
そのSCGの従業員が、トヨタ自動車本社でトヨタ生産方式(TPS)の研修を受講。きっかけは、同グループのタマサックCEOが、豊田章男会長から直接レクチャーを受けたことだった。
6週間の研修を経て、職場からはムダ・ムラ・ムリが減り、作業効率も製品の品質も上がった。いったい何が変わったのか? 研修の様子や職場の変化を富川悠太がリポートする。
タマサックCEOは、その成果をこう語っている。
「TPSを導入した現場では、仕事が楽になり笑顔が増えたのをはっきり目にしました。(中略)現場で働く人たちを楽にしてあげること、より幸せに働けるようにすることが持続可能性につながります」
後半は、トヨタ・モーター・タイランドのゲートウェイ工場へ。ここではヤリス・カムリ・カローラなどを生産している。
TPSをさらに深めた取り組みで、日本国内とアジアに進出している日系企業の優秀な工場・事業所に贈られる「2026 GOOD FACTORY大賞」を受賞した。
キーワードは“アジト”。生産・物流それぞれの現場で大幅な改善を達成した活動の正体は、ぜひ動画でご覧ください。