トヨタイムズニュース
2024.10.21
シェア: Facebook X

URLをコピーしました

トヨタ名誉会長・豊田章一郎の胸像が名古屋大学に。母校に捧げた情熱とは

2024.10.21

2023年2月に他界した豊田章一郎名誉会長の胸像が、母校・名古屋大学に設置された。豊田章男会長が親族代表として挨拶した除幕式をレポート。

名古屋大学の豊田講堂に、卒業生である豊田章一郎名誉会長の胸像が設置された。20241010日には除幕式が行われ、豊田章男会長も参加。親族代表として挨拶を行った。

同学の工学部を1947年に卒業し、55年には工学博士号も同学で取得した章一郎名誉会長。

環境問題をはじめとした地球規模の課題に対し、日本が貢献するためには、産学連携や業界の枠を超えた取り組みが不可欠であるという信念を持ち、次世代を育てる母校の発展に思いを寄せてきた。

2002年に全学同窓会が発足した際は、初代会長を18年間務め、名古屋大学基金の創設にも尽力。それらの功績を後世に残すため、同学が胸像設置を申し入れた。

胸像が設置される豊田講堂は、若者たちが成長するための場所として、1960年にトヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)からの寄附として建設。章一郎名誉会長はのちの大規模改修も支援し、同講堂で行われる入学式や卒業式にほぼ毎年出席した。

章男会長は、豊田講堂での胸像設置について「日本の未来を担う若者たちの成長を温かく見守ってくれることと思います」と語った。

次世代育成のため、母校の発展に尽力した章一郎名誉会長。その情熱を振り返るとともに、章男会長が語った自身が受け継ぐ信念とは。ぜひ映像でご覧いただきたい。

Facebook facebook X X(旧Twitter)

RECOMMEND