トヨタイムズニュース
2024.03.11

万博レガシーが残る地から 走り出した新たなモビリティ

2024.03.11

豊田章一郎名誉会長の想いが息づく「愛・地球博記念公園」で、新たなモビリティが生まれている。名誉会長が遺したもの、受け継いだ精神とは。

愛知県長久手市にある「愛・地球博記念公園」。2005年に開催された愛知万博の跡地につくられた公園で今、新たなモビリティが走り出している。

1つは、1月~2月にかけて来園者を乗せて実証実験を行った「e-Palette」。“未来の移動体験”をコンセプトに公園を走るBEV(電気自動車)は、富川悠太にどのような景色を見せたのか。

もう一つは、映画「となりのトトロ」に登場するネコバスをイメージした、短距離・低速型BEVの「APMAccessible People Mover)ネコバス」。開発陣に難しさや、やりがいを聞いた。

APMネコバスの運行開始は316日。動画で予習して公園で体験してみては?

愛知万博の博覧会協会会長でもあった豊田章一郎名誉会長は、公園の自然を生かした会場づくりにこだわったという。今でも残るレガシーとともに、万博に込めた想いを振り返った。

そんな章一郎名誉会長や自治体など、みんなで残した自然が、新たな一面をもたらしている。

それが202211月に開園したジブリパークだ。「となりのトトロ」や「もののけ姫」などの物語と自然が調和するように制作された施設の数々。スタジオジブリの宮崎吾朗 監督に案内してもらった。

「山や森を削っていたら、こういう姿は無かった」と宮崎監督。公園内の各地にちりばめた遊び心、自然への想いは、ぜひ動画で。

後半は、章一郎名誉会長の父・喜一郎らの功績を称えた、豊田市の「顕彰会」。豊田家代表として出席した章男会長が、未来を担う子どもたちへ贈った言葉とは。

RECOMMEND