世界最高峰のサーキットレース、F1。2009年の撤退以来、距離を置いてきたトヨタが、10月11日、MoneyGram Haas F1 Teamと業務提携すると発表した。

会見にはモリゾウこと、豊田章男会長も出席。提携を決めた想いや、自ら撤退を決断して以来、抱えてきた苦悩についても赤裸々に語った。

Haasの小松礼雄代表も加わったQ&Aセッションは、双方「まったく同じ」という初対面の印象、共鳴した次世代への想いなど、いくつものエピソードが飛び出す、まるでトークセッションのような時間に。

「世界一速いクルマに乗りたい」と願う子どもたちに夢を見せたいと実現した提携会見の様子をレポートする。

なお、F1がサーキットレースの頂点だとすると、「最も敷居の低いレース」、つまり、最も参加しやすいレースを目指すのがエコカーカップだ。

ただ燃費を競うだけではない。決められたタイムの中で、いかに燃費よくサーキットを走ることができるかを競う。速さと燃費、安全性など、総合力が問われるレースだ。

今回、「FCEV（燃料電池車）クラスが新設される」「免許があれば誰でも出られる」と聞き、トヨタイムズもチームを結成。何度も取材で足を運ぶ富士スピードウェイをドライブした。

予選から本戦まで、一喜一憂しながらチェッカー。最後はエコカーカップの奥深さを感じる結果に…。

見て楽しい、参加して楽しい。モータースポーツの醍醐味がたっぷり詰まったトヨタイムズニュース。ぜひ、お見逃しなく。