2024.10.28
トヨタ会館の案内役を務めることになった、富川悠太モデルのロボット、トミーくん。生成AI技術によって各段に上がったコミュニケーション力とは。
トヨタ自動車創設40周年を記念して建てられ、2024年8月にリニューアルしたトヨタ会館(愛知県豊田市)。トヨタのクルマや歴史がずらっと並ぶ中、目を引くのは胸元に「T」を身に着けた男の子。皆さんは覚えているだろうか。
9月のトヨタイムズニュースで紹介した、2023年から進められている富川悠太をモデルにしたロボット開発、“トミーくんプロジェクト”。かわいらしさが感じられるデザインや、本人と連動したなめらかな動きで、人とロボットが共生する未来を夢見ることができた。
そのトミーくんの成長した姿がトヨタ会館で見られるという。今回はどんな姿を見せてくれるのか。富川が話しかけようとすると、「こんにちは。素敵なジャケットですね。」と、いち早く口を開いた。その声色や話し方は、常日頃行動を共にするトヨタイムズ制作陣が認めるほど、富川にそっくり。
その後も、言葉のキャッチボールを楽しみ、つぶやきをも取りこぼさず返答する姿は、まるで人間のよう。実は今回の番組づくりにもこっそり参加していて…?映像内でトミーくんが何の役割を果たしているのか、皆さんは気付けるだろうか。
生成AI技術によって1人ひとりに合わせたコミュニケーションをとることができるようになったトミーくん。驚くような成長とその歩み、そして開発陣が見据える未来を、ぜひ覗いてみてください。
なお、トミーくんは2024年11月上旬よりトヨタ会館で案内役を務める予定。皆さんも訪れた際は、話しかけてみては。