2023.06.12
2021年、2022年に起きた幼児バス置き去り事件。同じ悲劇を再発させない、トヨタの安全対策を富川悠太が取材。
子どもたちが賑やかに遊ぶ幼稚園。その駐車場にある送迎バスの中、夏場であれば室温40度を超えることもある車内。そこにひとり閉じ込められたら。ましてそれが子どもだったらどう感じるだろうか。
2021年、そして2022年の幼児バス置き去り事件、車内に取り残された園児の命が熱中症で失われた。楽しい通園を支えるクルマで起きた悲劇は世間に痛みを与え、大人による対策の必要性を高めた。
至急メンバー募集。2023年夏までに置き去りをゼロにしたい―。
2022年の事件報道の直後、一人のトヨタ社員の呼びかけに70人の仲間が集まった。経験も働く場所も違う、しかし共通の想いをもったメンバーがつくった安全対策とは?
命を守りたい トヨタの技術で安全・安心を
子どもと大人で見える景色が違う。だからこそ、“YOUの視点”で当事者のニーズを考える。園児とドライバー、両方の目線での対策を取材。
幼児バスは保育士、ドライバーにとって命を預かる“現場”だ。普段から子ども一人ひとりに向き合う方々の頑張りを、たった一度の見落としで無駄にしたくない。トヨタの安全対策で子どもたちと共に、現場で働く人たちも守る。
もし、時速80キロで走行中に意識を失ったら―。
トヨタの命を守る対策は乗用車にも。ドライバーも歩行者も傷つけない技術とは?
安全・安心なクルマ社会への取り組みの数々のほか、日本の商用車の未来へ向けた4社協業の会見も特集。ぜひ最後までご覧いただきたい。