2025.01.27
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楽しいはずのモータースポーツで、不安にならなくて済むように。独創的なアイデアで障害のある人が直面する課題に向き合うプロジェクトが、今年もサーキットに集結した!
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「Mobility for ALL ~移動の可能性をすべての人に~」を掲げ、移動課題の解決に取り組むトヨタ・モビリティ基金。
障害を超えて「誰もがモータースポーツを楽しむ」をテーマとするアイデアコンテストも3年を数えた。
今年度、国内外から寄せられたのは80を超えるアイデア。会場となった富士スピードウェイには、選考を勝ち抜いた10チームと前回のファイナリスト7チームが集結。
渋谷のスクランブル交差点も渡れたという視覚障がい者用のスマートグラス。車いすを押す人も、押される人も楽しめる電動アシスト装置。車いすユーザーの「誰かの役に立てる歓び」を満たしてくれる参加型のアプリ――。
当事者に寄り添った独創的な提案の数々を、選考委員も務める車いすYouTuberの渋谷真子さんと富川悠太が体験した。
このサーキットなどで行われる実証実験に3年間関わってきたあるプロジェクトでは、活動の範囲が広がり、新しい企業とのコラボレーションも始まっているという。
プロジェクトに携わる一人ひとりに、解決したい課題があり、実現したい未来がある。障害を超えて、モータースポーツが満喫できるアイデアの数々をご覧いただきたい。