トヨタイムズスポーツ
2025.02.26
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名古屋グランパスの新戦力が秘密をぶっちゃけ! あのオリンピアンも就職を熱望?

2025.02.26

名古屋グランパス特集! 注目のルーキーや移籍選手のみならず、マテウス選手や玉田コーチにも取材を敢行。スタジオゲストにはグランパスファミリーの陸上長距離部・服部勇馬選手が登場した。

221日のトヨタイムズスポーツは、サッカーの名古屋グランパスを特集した。Jリーグ開幕を迎え、チームに加わった新戦力をクローズアップ。恒例の「ここだけの話」をルーキーや移籍選手たちに“ぶっちゃけ”てもらった。7年ぶりに復帰した玉田圭司コーチや、グランパスファミリー代表としてスタジオに出演した陸上長距離部の服部勇馬選手も“ぶっちゃけ”。守備陣を大幅に補強した今シーズンのグランパスだが、トークに関しては超攻撃的に臨む!

ホーム開幕戦は王者・神戸に引き分け

昨年はルヴァンカップを制したものの、精神的にもチームの守護神だったGKランゲラック選手が抜けるなど戦力の入れ替えがあった今シーズンのグランパス。背番号1を継いだ元日本代表のGKシュミット・ダニエル選手はケガで出遅れたが、215日の開幕戦では番組に登場した新戦力からDF原輝綺選手、MF加藤玄選手が先発出場を果たした。

放送翌日に行われたヴィッセル神戸とのホーム開幕戦では、DF宮大樹選手が初スタメンを果たした。終盤には途中出場のFWマテウス・カストロ選手が上げたクロスに、MF浅野雄也選手が飛び込んで獲得したPKが同点につながり、3連覇を狙う王者を相手に2-2で勝ち点1をゲット。

開幕戦で川崎フロンターレに0-4で大敗してしまったグランパスだが、希望を与えてくれるデータも。川崎に同じスコアで敗れたのは2シーズンあり、2010年はJリーグ制覇、2021年はルヴァン杯優勝という結果を残した。生放送を見ていた視聴者も「優勝フラグ立った!」とコメントしており、今後の戦いに期待したい。

新人・杉浦駿吾は高校生、加藤玄は大学生

放送では、リーグ開幕前に沖縄で行われたグランパスの2次春季キャンプを森田京之介キャスターが取材。新加入の選手たちも躍動していた、練習の模様は15:16から。

まずインタビューしたのは、アカデミー出身のルーキー2人、FW杉浦駿吾選手とMF加藤玄選手。「グランパスに加入して初めて言います。私、実は、、、」という“ぶっちゃけ”のフリップに記入してもらった。

杉浦選手は現役の高校3年生。「垢抜け頑張ってます!」と漢字も正確に書く優等生ぶりを見せていたが、先輩の加藤選手からは「髪染めたいだけだろ」と鋭い指摘を受けていた。

大学3年生の加藤選手は、3年前のユースの卒団式で、名古屋に戻るつもりはないという宣言をサポーターの前でしたそうだ。選手として大きくなりたいという決意表明のつもりだったが、「当時はちょっと尖ってた」とコメント。大人になってチームに帰ってきた。

宮大樹、浅野雄也、原輝綺、佐藤瑶大の抱負

他チームから移籍した4人、DF宮大樹選手、MF浅野雄也選手、DF原輝綺選手、DF佐藤瑶大選手にも集まってもらった。「いい雰囲気で練習できています」という言葉の通り、先輩に容赦ないツッコミを入れたり、最後にお約束の笑いをぶっ込むなど、各選手が個性を発揮していた。

チームの大きな変化となるディフェンス陣は、それぞれが自身のアピールしたい「自分なりの色」について語った。宮選手は「コーチングの部分だったり、最後の体張るとか」、佐藤選手は「ヘディング。得点にも関与できたら」。原選手が「サイドバック上がりなんで、2人とは役割が変わってくる。自分色を出していけたら」と言うと、周囲から「だからその色は何なんだって話」と一斉にまくしたてられた。

浅野選手は「自分の持ち味を出して、変化をつけられたら」と、原選手と同じボケをかぶせて「一緒や!」というツッコミを受けた。実際のところは「得点の部分はこだわっていきたい」とのことだ。

個性豊かな4人の座談会は24:33から。

教員免許を持っている選手は誰?

4人の“ぶっちゃけ”は、まず浅野選手が三重県出身だが、名古屋の町のことをあまり知らないこと。原選手はアニメ好き、佐藤選手は一人で映画館に行って泣いたことを告白した。原選手のオススメのアニメや、佐藤選手が見た映画については、ぜひアーカイブで確認していただきたい。

“ぶっちゃけ”のトリを飾った宮選手は「教員免許取れませんでした」。1年生のパソコンの授業の単位だけ取れず、教職への道は諦めたそうだ。それよりも意外だったのが、浅野選手が教員免許を取得していたこと。佐藤選手は「宮くん取れていないのに、取れているのが意味わかんない」と2人をイジり、スタジオの服部選手も「びっくりしました。でも生徒は楽しそう」とコメントしていた。

帰ってきた悪魔の左足、マテウスの愛車

1年半ぶりにサウジアラビアから復帰したのが、FWマテウス・カストロ選手だ。「退団前の最後のインタビューで『必ず戻る』と約束しました。その約束を果たせたことがうれしいです」と語る。“悪魔の左足”と称される攻撃力の復活は、ファンの期待も大きい。

サウジでもトヨタのクルマに乗っていたというマテウス選手。現在はハリアーに乗っており、「レクサスも購入を本気で考えました。LCLXどちらも魅力的でしたが、今も購入を迷っています」と話していた。

元日本代表、玉田圭司コーチの「足」の秘密

元日本代表としてW杯でも得点した玉田圭司コーチは、当時のチームのスター選手でもあり、グランパスは2018年のシーズンで退団して以来。昨年は埼玉県の昌平高校の監督でインターハイ優勝を成し遂げ、コーチとしての手腕にも注目が集まる。

玉田コーチにも“ぶっちゃけ”をお願いすると、快く応じて「足のサイズが左右で違います」とカミングアウト。利き足の左の方が1cm大きく、シューズはオリジナルのものを作ってもらっていたという。番組のために披露してくれた裸足は、なかなか見られない貴重映像だ。

玉田コーチへのインタビューは43:10から。

東京大会マラソン代表、服部勇馬が熱烈アピール

スタジオゲストの服部選手にも“ぶっちゃけ”のフリップに書いてもらった。東京2020オリンピックのマラソン日本代表で、陸上長距離部のキャプテンでもありながら、グランパスファミリー歴9年。試合はリアルタイムで観戦できない時でも結果を耳に入れずに、フルタイムじっくり見るという服部選手の答えは、「私も新メンバーとして雇ってください‼」だった。

陸上を引退した後は「グランパスを愛するファミリーとして、グランパスで働きたいです」と語る服部選手。「ホペイロ(用具係)でも、何でもします」と、ぶっちゃけどころか真剣なアピールぶり。「小西さん、どうですか」と、元トヨタ役員であるグランパスの小西工己社長にカメラ目線で訴えかけていた。

今年、服部選手はフルマラソンに復帰予定。現役としてまだまだ頑張ってもらいたいが、ファミリーのグランパス愛は本物であることを感じさせるシーンだった。グランパスが声援に応えて、一つでも多く勝ち星を積み重ねることを祈ろう!

毎週金曜日11:50からYouTubeで生配信しているトヨタイムズスポーツ。次回(2025228日)は、アスリートキャスターを特集する。セカンドキャリアとしてキャスター業も務める寺尾悟さん(スケート)、三好南穂さん(バスケットボール)、竹中七海さん(新体操)、竹内大助さん(野球)ら4人の座談会を開催。取材への想いやこだわりなどを深掘りする。ぜひ、お見逃しなく!

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