トヨタが新体制で迎える初の入社式で佐藤恒治 新社長が語ったこととは。「クルマ屋」ならではのサプライズも届けられた。
4月3日、トヨタ自動車の本社(愛知県豊田市)で入社式が行われた。
豊田章男 前社長が会長になり、佐藤恒治 新社長が率いる新しい体制での初の入社式に、1440人の新入社員が集まった。
「継承と進化」をテーマに掲げる新体制の一歩目となる日に、佐藤社長は何を語ったのか。役員たちからの“特別なサプライズ”も紹介する。
“愛車公開”というサプライズが
佐藤社長
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。ようこそ「クルマ屋」のトヨタへ!
今日は、トヨタのすべての人にとって新しいスタートの日です。豊田章男 前社長が会長に、私が社長に就任して新体制が始まります。
この入社式が社長として私の最初の仕事です。目の前に豊田会長が座っていて、少し緊張しています(笑)。
この大切な節目の日を皆さんと一緒に迎えられて、大変嬉しく思っています。
皆さん、今日、来るときにたくさんのクルマが展示されていたと思います。あのクルマたちは、豊田会長、おやじの河合(満)さん、東 (崇徳 総務・人事)本部長、そして執行役員の本物の愛車です。
今日が大切な日だからこそ、その思い出の真ん中にはクルマがあってほしい。クルマ屋の一員となったことを感じてほしい。
そんな想いを込めて、私たちの愛車で皆さんをお迎えすることにいたしました。
トヨタ、レクサス、GR。スポーツカーから小型車、SUV、トラックまで、多種多様な愛車があります。トヨタがフルラインアップの会社であることが愛車からもわかると思います。
それぞれのクルマへの想いや、皆さんへのメッセージも紹介していますので、後ほどゆっくりとご覧いただき、思い出の写真を撮ってみてください。
そして、誰のクルマが一番カッコよかったかぜひ後で教えてください。
役員たちがどんなクルマに乗っているのかは、後半で紹介。どのクルマがいちばんカッコイイと思われたのか、トヨタイムズが現場で聞いた結果も公開する。最後までお見逃しなく。