BEVになると、どれも似たようなクルマになってしまうのか?

2023.05.23

レクサスのフラッグシップMPVモデル「LM」が上海で世界初公開された。会場で語られた「レクサスらしさ」について、スピーチを紹介する。

愛車とともに過ごすライフスタイルを楽しく豊かにする

渡辺プレジデント

一方で、グローバルにBEVが普及するまでの過程においても、CO₂削減の手を緩めることはできません。

世界中のさまざまな地域のインフラやエネルギー事情、クルマの使われ方などを考慮し、BEV、プラグインハイブリッド(PHEV)、ハイブリッド(HEV)、水素など、環境負荷低減に向けた多様な選択肢を提供していく必要があります。

レクサスはその選択肢を、お客様の愛車とともに過ごすライフスタイルを楽しく豊かにしたいという想いを中心において、実現していきたいと思っています。

例えば日常のドライブでは、フルBEVとして使いながらも週末には充電切れの不安がなく、安心して家族と冒険に踏み出すことができるPHEVをベースとしたRXのアウトドアコンセプトや、水素エンジンを採用し、環境へ配慮しながらも、五感を刺激するエンジン音や、操る楽しさを提供するROV H2 Conceptなど、お客様のさまざまなライフスタイルニーズに応える、多様な商品ラインナップをスピーディに提供していきたいと考えています。

そのためにレクサスは、2024年3月に事業拠点を下山に集約します。世界中の多種多様な道を再現した厳しいテストコースを中心に据えた広大な敷地の中に開発、デザイン、生産技術、企画に携わるメンバーが一堂に会し、クルマをつくって、走らせては直す、モータースポーツのピットのようなアジャイルな開発を実現し、世界中のお客様の多様なニーズに、スピーディに応える商品ラインナップを拡充してまいります。

なかでも私たちは今や世界最大のマーケットに成長し、世界に先立って電動化や知能化の対応が進むこの中国のお客様に笑顔をお届けするための商品開発も重視しています。

昨日、上海の街を走るクルマを見ていたら、創造的なデザインや、先進的なコックピット、充実したスマート運転機能を持ったクルマをたくさん見かけました。

また、販売店との会話の中で、BEVやPHEVなどの新エネ車が昨年の上海における自動車販売の約半数を占めるということやデザイン、インテリア、乗り心地に加え、「スマート」や「電気」が最近のお客様の最大の関心事があるということを何度も伺いました。

レクサスはラグジュアリーカーの先駆けとして、こうしたお客様の声に耳を傾け、お客様ニーズをど真ん中においたBEVやPHEVモデルの開発を加速してまいります。

今回の新型は、お客様へ「多忙な移動時間において、心からリラックスし、素の自分に戻ることができる」そんな豊かな時間や空間の提供を目指し、クルマの素性をイチから見直し、徹底的に鍛えました。

レクサスが一貫して取り組んでいる対話ができる走りは、後席にお乗りのお客様への安心感に加え、運転する人も気をつかうことなく、安定した走り、気持ち良い走りを楽しむことができます。

これまでのMPVとは一線を画す、走りの良さを備えた新型LMは、周囲の喧騒から解放され、心からくつろげる時間を提供する、そんなLuxury Moverに仕上がりました。それではご覧ください。

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