毎年、年が明け楽しみなことがあります。ダカールラリー。遠く離れたペルーのリマでいよいよスタート。
こんにちはモリゾウです。
本日から仕事初めという方も多いんじゃないでしょうか。
毎年、年が明け、仕事が始まる時期は
なんとも言えない気持ちだったりもしますが(笑)
楽しみなこともあります。
ダカールラリーです。
遠く離れたペルーのリマで
いよいよスタートしました。
TOYOTA GAZOO Racingからは
南アフリカトヨタのチーム「TOYOTA GAZOO Racing SA」(ハイラックス)と
トヨタ車体のチーム「チームランドクルーザー」(ランドクルーザー)が
参戦します。
あと日野自動車から「日野チームスガワラ」(レンジャー)も参戦です。
モリゾウは、昨年、サハラ砂漠で行われた
チームランドクルーザーの走行テストに参加させてもらいました。
色々な初体験が、そこにはありました。
ランドクルーザーを思いっきり走らせること…
砂漠を走ること…
そして
砂漠でスタックすることも…
その様子は、この映像や
TOYOTA GAZOO Racingのサイトにもありますので
ぜひ見ていただきたいです。
そこにもチラっとスタックしたシーンが映ります。
砂漠でスタックするとどうにもクルマは動きません。
抜け出そうとアクセルを踏めばタイヤは、もっと沈んでいってしまう…。
一緒に走っていたチームメイトがすぐに駆けつけてくれて
砂の中から脱出することができました。
引き上げてもらうクルマの中でモリゾウが思ったのは
「クルマは命を運んでる」ということでした。
もし周りに誰もいなかったら…
モリゾウは、今ここでこんな文章は書いていなかったかもしれません。
助けにきてくれたチームのみんなはある意味、命の恩人たち…
本当にありがとうございました!
当日は、チームランドクルーザーの三浦選手に、
ずっと横に乗ってもらい、色々な話をしました。
面白かったのは道なき道の砂漠でどこを走ったらよいか?という話。
その答えはラクダの後ろを走る…でした。
ラクダは本能的に固い地面を選んで歩いているそうです。
なので、その足跡をたどればクルマは沈んでいかないとのこと。
やってみたら確かにそうでした。
砂漠におけるプロはラクダさん…
やはりプロの背中を見て素直に学ぶって大切だな…。
そんなことも思ってました。
今年のダカールは総走行距離が約5500キロ。
SSだけでも2900キロだそうです。
長いところは1つのSSで450キロ!
モリゾウが出てるTGRラリーチャレンジのSSは
せいぜい5キロくらいです。
同じラリーという競技ですが大きく違います。
ラリーチャレンジは1日だけですが、
ダカールラリーは12日間に亘って走り続けます。
今年はコースの7割が砂丘だそうです。
モリゾウが1日でヘトヘトになったあの道を12日間…。
想像もつかないような過酷な戦いだと思います。
三浦選手はじめチームランドクルーザーの皆さん、
2台のランドクルーザーをなんとしてもゴールまで
走りきらせて戻ってきてください!
そして市販車部門6連覇へ向け、みんな頑張って!
ちなみに三浦選手はトヨタ車体の社員です。
先日、モリゾウのラジオにも出ていただきました。
「勝ったらボーナスあるの?」と聞かれ
「賞金は社員(自分)以外のメンバーで山分けなんです」と
言ってましたね。
6連覇達成して帰ってきてくれたら…
これは増井さん*と相談しておきます(笑)
(*編集部追記:トヨタ車体 増井社長)
南アフリカチームは昨年総合2位でした。
今年は総合1位を目指してがんばれ!
日野チームスガワラは
部門10連覇を目指してがんばれ!
そしてホンダとヤマハからはバイクが参戦しています。
過酷さを極めるダカールで日本製のマシンが
走りきる姿を楽しみにしています!
ホンダもヤマハもがんばれ!
以上、最後は、日本自動車工業会会長のモリゾウでした。
日本車がんばれ!
今年はJスポーツで中継があるそうです。
砂漠を走るクルマの姿が見られるのは嬉しいですね。
テレビを見ながらみんなのことを応援します!
このコメントはいちモータースポーツファンの
モリゾウとしてのコメントですね(笑)