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レーシングドライバーに聞こえるエンジンサウンドってどんな音?

2026.02.13

クルマ好きを惹き付けてやまないエンジンの音。レースや開発の場で常にエンジンサウンドと接しているレーシングドライバーにはどう聞こえているのか?

オートサロンの会場に響き渡った新たな咆哮

これまでエンジンの基本や、ボクサーサウンド、ロータリーサウンド、LFAが奏でる天使の咆哮、さらに理想のエンジンの音づくりや、BEVで聴かせる音のこだわりを取材してきたこの連載。

エンジンサウンドやBEVのサウンドには、クルマと対話する際の重要な役割があり、その音づくりにも哲学があるということが分かった。

エンジンサウンドといえば、2026年1月、ワールドプレミアされたばかりのGR-GTとGR-GT3のデモランが東京オートサロン2026の屋外会場で行われた。

2台が走り出し、V8サウンドが会場に響き渡ると、待ち受けたたくさんのオーディエンスの目が輝いた。

ドライバーにアクセルを煽られるとクロスプレーンらしく濁音を多く含んだエンジン音が猛然と吠える。そしてアクセルを抜くと、「ババババッ」と激しい破裂音が鳴った。

ターボ車特有のタイムラグを解消するため、ターボチャージャーの回転を維持し、アクセルオフ時に排気マニホールド内で延焼させる「アンチラグシステム」が鳴らすこのバブリング音。

「ピストン内に大量の空気を送り込み続け、一瞬たりとも途切れることなくパワーを生み出し続けようとする意志そのものだ!」と、この連載を楽しみにしてくれている読者の方々は胸を熱くしたのではないだろうか。

このクルマは、走りだけではなく「音」も、マスタードライバー、プロドライバー、ジェントルマンドライバーなど、クルマを操るドライバーたちとつくり込んだという。

そこで今回は、クルマづくりにも関わるレーシングドライバーにとって、エンジン音とはどういうものなのかを探るため、スーパー耐久選手権(S耐)で走る水素GRカローラやミッドシップのGR Yaris M Conceptなどを運転する佐々木雅弘選手を訪ねた。

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