2026.10.13
AIが進化すると、人間は支配されるのではないか。そんな不安に対するTRI(トヨタ・リサーチ・インスティテュート)のギル・プラットCEOの答えは? TRIの研究最前線に迫る。
アメリカ・シリコンバレーに拠点を置くTRI(トヨタ・リサーチ・インスティテュート)。AIやロボティクス、自動運転などの先端研究を行うため、トヨタが2016年に設立した組織だ。
今回、TRIのCEOでもあるギル・プラット博士に招待され、富川悠太が2年ぶりに訪問。さらに進化した技術の数々を体験リポートする。
進化の鍵を握るのが、「システム1」「システム2」と呼ばれるAIだ。素早く答えを生成する「システム1」に対して「システム2」は熟考して答えを出す。前例が少ない状況でも情報を整理し、答えを導き出すことから推論型AIとも呼ばれている。
TRIが今重点を置くのも、この「システム2」のAI。その根底には“ヒト中心”という哲学がある。今回富川が体験した、ロボティクス技術やAIがコーチする運転システム、プラグインハイブリッド車の充電行動の改善を促すAIも、その考え方に沿って研究開発が進められている。
とはいえ、AIの進化の速さに不安があるのも事実。最近でも暴走のニュースが報じられている。
番組後半では、富川がプラット博士に、こうした心配や疑問を率直にぶつけた。かつて国防総省の機関でロボット研究プログラムを指揮した“米国AI界の至宝”はどう答えたのか?