2026.09.21
長野県で開催されたラリーイベント。村の若者の「ラリーで村おこしを」という想いで実現し、その盛り上がりは村長も驚くほどだった。
2026年8月14日、長野県の阿智村と平谷村、根羽村の3村合同でラリーイベント「R153 Rally Link」が開かれた。
名称に付いている「R153」とは、3村を通る国道153号のこと。根羽村と隣接する豊田市にもつながっていて、三河地区からもこの道を通って多くの観光客が訪れるという。
そんな村を「クルマを使ったイベントでもっと盛り上げたい」という、村の若者たちの想いから企画されたのが、今回のイベント。
その想いに、トヨタも協力。平谷村の林道で行われたデモランでは、ラリードライバー勝田範彦選手や、レーシングドライバーの佐々木雅弘選手による、迫力ある走行が繰り広げられた。
さらに、6月のスーパー耐久シリーズ第3戦富士24時間レースの、チームGAZOO Racing(GR)とチームTOYOTA Racing(TR)の対決企画で披露された、フロントに3気筒エンジン、リヤに4気筒エンジンが載っている「ツインエンジンカムリ」の、世界初となる公開走行も行われた。
他にも、競技車両の整備や修理などを行うサービスパークの設置やトークショーなど、クルマ好きにはたまらないイベントも。
地元の飲食店がラリーツーリズムに食で貢献しようとしていたり、日本一の星空の村として有名な阿智村で天体観測が行われたりと、3村の魅力もしっかりとアピールされていた。
その盛り上がりは、3村の村長が「これだけの人が集まるのは、国道153号が始まって以来じゃないか」、「新しい時代が来た」と、驚きを隠せないほど。
このイベントをきっかけに、南信州に新たなラリー文化が根付くかもしれない。