トヨタイムズニュース
2023.12.25
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トヨタ"海外初"の工場が生産終了 ブラジルで見据える未来とは?

2023.12.25

11月に生産を終えたブラジル・サンベルナルド工場。伝説のプレス機、未開の地を開拓してきたあるクルマが長い歴史を支えていた。

今回のトヨタイムズニュースは、今年、60年の歴史に幕を下ろしたトヨタ初の海外工場、ブラジル・サンベルナルド工場を取材した。

トヨタにとって未開の地を開拓し、ブラジルトヨタの象徴となったクルマ。トヨタの創業よりも前から部品を打ち続けてきた伝説のプレス機。トヨタ生産方式を体系化した大野耐一氏が度々足を運び、自ら根付かせた改善の文化――。

数々のレガシーが残るサンベルナルド工場を閉鎖するという判断は、計り知れないほど重いものだった。

中南米本部の井上雅宏本部長には、「恐る恐る相談をしに行った」という豊田章男社長(当時)とのエピソードを赤裸々に語ってもらった。

スタジオゲストは、閉所式にも参加した河合満エグゼクティブフェロー。現場一筋57年の“おやじ”に、工場の最後の一日はどう映ったのか? そして、トヨタはブラジルでどのような未来を見据えているのか?

閉鎖を乗り越えて、未来に引き継がれていくレガシーをぜひ感じていただきたい。

<目次>
00:00 オープニング
01:07 60年続いた工場 最後の1日
02:34 “開拓者”と名付けられたブラジルトヨタの象徴
06:57 閉鎖する工場を見つめる従業員たち
11:51 89歳、トヨタ創業前から働く伝説のプレス機
15:03 トヨタ生産方式で日本を超えた 大野耐一直伝の工場
18:05 「何を忖度しているんだ?」 決断を後押しした会長の言葉
20:39 真価が問われ、覚悟が試されるのは事業を終えるとき
23:02 現場一筋のおやじが語る工場の最後
31:59 特別な想いで跡地を引き継ぐパートナー
34:14 トヨタがブラジルで見据える未来

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