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ホンダ・鈴鹿を愛するファンへ モリゾウからのメッセージ

2022.03.17

鈴鹿サーキットのファン感謝デー。大型ビジョンにはトヨタの豊田章男社長の姿が!? ファンの一人として、人一倍の思い入れを語った。

3月56日、「鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デー」というイベントが開催された。

三重県鈴鹿市はホンダの工場もある街であり、鈴鹿サーキット(運営:ホンダモビリティランド)は創業者である本田宗一郎氏がつくったサーキットとしても有名である。

そんな鈴鹿サーキットのファン感謝デーのオープニングにトヨタの豊田章男社長のメッセージムービーが流された。

メッセージを見た人のSNSを見ると「本当にクルマが大好きで、モータースポーツが大好きな方なんですね」「メーカーの枠を越えたこういうのいいね」「粋なコメントだ」といった感想が書かれていた。

豊田社長はレース以外でも鈴鹿サーキットを走ることがあるという。

トヨタ傘下の富士スピードウェイ(静岡県小山町)でなく鈴鹿サーキットで走る…。その意外な理由がメッセージでは語られていた。

トヨタの社長がホンダのサーキットについて語ったメッセージの全文をトヨタイムズで紹介したい。

鈴鹿サーキットにお越しの皆さま、おはようございます。モリゾウです。

私の7歳の誕生日、父に第1回日本グランプリに連れて行ってもらいました。それが鈴鹿に行った最初の記憶です。

おそらく父からの誕生日プレゼントだったのだと思います。うるさいエンジン音、ガソリンの匂い、そんな誕生日プレゼントでした。

当時、パドックでバタバタしてる大人たちは、なんだか、すごい楽しそうでした…。

こんな五感に残る原体験が、今のモリゾウにつながっているんだと思います。

今日も、お父さん、お母さんと一緒に来ているお子さんがたくさんいらっしゃると思います。

お子さんたちにとって、今日の思い出が忘れられないものになっているといいなと思います。

少し遅くなりましたが、ホンダの皆さま、(昨年のF1)チャンピオン獲得おめでとうございました!

(ドライバーズチャンピオンに輝いた)マックス(・フェルスタッペン)選手のファイナルラップは本当にすごかった! (ホンダのサポートを受けてきた)角田(裕毅)選手も期待しています!

角田選手は日本グランプリを走れず、残念だったと思います。うちの勝田(貴元)選手も(コロナの影響で、昨年、日本で開催予定だった)ラリージャパンを走れませんでした。

五輪は良くて、二輪・四輪はなぜダメなのか? 今年こそは…、と思っています。

撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

じつは私、モリゾウは、鈴鹿モータースポーツクラブ、SMSCの会員です。なぜか!? 自宅から“最寄りのサーキット”だからです。

ですが、鈴鹿のコースは本当に難しい…。こんなにアクセルを踏むのにビビるコースはありません。

このコースをつくった本田宗一郎さんから「モリゾウもまだまだだな」と言われているような気持ちになります。

スーパー耐久は初戦と最終戦が鈴鹿です。もっと練習しないと…と思っておりますので、鈴鹿で、もっと“コソ練”をさせていただければと思っております。

ホンダの皆様、モビリティランドの皆さま、“最寄り”なので、よろしくお願いします!と言いながら…今日は残念ですが、鈴鹿に行けません。

本日、鈴鹿にお集まりのクルマファン、バイクファン、そして、鈴鹿ファンの皆さま、今年もモータースポーツを楽しみましょう! 

以上、SMSC会員を代表してモリゾウでした。

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