2026.07.06
世界で最も美しいレースとも称されるミッレミリアにトヨタが初出場。初代クラウンを初めとした5台のクルマが、1000マイルを超えるレースに挑んだ。
「世界で最も美しいレース」と称されるレースがある。
それが、「1000 Miglia (ミッレミリア)」。
毎年、イタリアで開催され、世界中から集まったクラシックカーが、ピサの斜塔やコロッセオなど歴史ある街並みを駆け抜ける姿から、そう呼ばれている。
およそ100年前に行われていた公道レースをルーツに持ち、これまでは当時の出場車か同型車のみに出場が許されていた。
しかし、6月上旬に行われた2026年大会では、「より幅広い名車を走らせたい」という大会の思いのもと、新たなカテゴリーが設けられた。
そのカテゴリーに、トヨタは初代クラウンなど5台の車両で出場。
日本の自動車メーカーとしては、初めてミッレミリアに参戦したのだ。
5日間で1,600km以上の道のりを走行するレース。
「美しい」という言葉とは裏腹に、アップダウンの激しい山道や、凹凸の多い石畳など、クラシックカーにはダメージの多い、厳しいレースとなっていた。
70年以上前の1955年に誕生した初代クラウンも、オーバーヒートなどのトラブルに見舞われ、満身創痍に。
「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりを胸に、トヨタの歩みと、日本のクルマ文化を世界に伝える」という想いで挑んだ、初代クラウンを筆頭とした5台は果たして完走することができたのか?