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2026.08.04
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豊田章男のポッドキャスト番組爆誕 深夜ラジオの"こすり"がまさかの展開に⁈

2026.08.04

ニッポン放送制作のポッドキャスト番組に豊田章男会長が登場! 若者の悩みや相談に答える全5回の初回が配信された。サポートするのは、お笑い芸人 三四郎さん...っていったい何で⁈

「諦めずに、執拗にこすりにこすったら、何か大きくて予想外の展開を見せることがあるぞ。人生!」

お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信さんがそう語るのは、8月1日に初回が配信された、豊田章男会長と三四郎さんによるポッドキャスト番組でのこと。番組名は「VS豊田章男 supported by 三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」。

小宮さん

自動車メーカーの会長と自称“中堅芸人”コンビが若者の悩み相談に答えるという、なんとも不思議な組み合わせである。

なぜこんな番組が生まれたのか。その背景には、深夜3時のラジオで起きた4週にわたる“執拗なこすり”があった。

始まりは突然のノリ

事の始まりは2026年1月31日午前3時、ニッポン放送のラジオ番組『三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO)』でのこと。

この番組は時事ネタをテーマに始まることが多く、この日は「トヨタが世界販売台数6年連続首位」という話題からスタートした。その話の中で、小宮さんが突然「私の父、豊田章男も喜んでおります」と言い放つ。

相方・相田周二さんが「父?」と聞き返したが、小宮さんは気にせず続ける。

相田さん

「豊田章男さんの写真を見てみて!章男と小宮、似てない⁉ メガネをかけていて…」。当然相田さんは「あんま似てないっす」。

それでも小宮さんは止まらない。豊田会長も三四郎さんの2人も学生時代にフィールドホッケーの選手だったことから「やっぱり血は争えないから。DNAってあるんだね。…ということで俺の親父は豊田章男だっ!」。

小宮さんは、かねてからさまざまな場所でBMWのクルマが欲しいと話しているが、これも「父親に対する反発です」。

相田さんは「(そんなこと言って)仕事なくなりそうだけど、大丈夫?」と終始冷静に返していた。

そんなトークが5分ほど続き、この日の放送はスタートした。

「厄介なことになったで!」

翌日、事態は動く。豊田会長が自身の公式インスタグラムにこんな投稿を行ったのだ。

三四郎の小宮さん、ありがとうございました!

僕の、息子と、言うけど、共通点は、メガネと、フィールドホッケーかな?笑

あっ、クルマ好きも、同じかな?

あと、販売台数6年連続世界一は、、お客様、販売店、仕入れ先、従業員の、みなさんの、おかげです。

これからも、もっといいクルマつくっていきます!

読点の多い独特の文体――。知る人が見れば一目でわかる、間違いなく本人の投稿だった。

「先週の放送が厄介なことになったで!」

その週の放送は、小宮さんの叫びから始まった。

インスタ投稿を読み上げた後、2人はある仮説へと行き着く。

(小宮さん)あのトヨタの会長よ⁉ 会長がヘビーリスナーなのか、もしくは秘書にヘビーリスナーがいたとか?

(相田さん)まぁまぁ、それの方がまあ可能性ありそうね。って、おい秘書! おまえ余計なことしてんじゃねえぞ!

(小宮さん)会長の仕事を増やすな! きっと秘書が伝えたんだよ! 「会長! 会長! なんか三四郎さんが会長の事いじってくれてて! あの小宮さんが会長の息子さんだと言ってて! それがめっちゃ面白くて、きっと(インスタで)反応したほうがいいですよ!

(相田さん)それはあり得るね。

止まらない“豊田章男トーク”はついに、番組へのサプライズ登場を呼びかけることになる。

「オヤジ!今からスタジオにきてもらえない?」
「ラジオには乱入という文化ある。どうですか?来てみたら!」
「豊田章男のオールナイトニッポンもありえますよ!笑」
「三四郎のオールナイトニッポンこそトヨタイムズだ‼」
「うちがトヨタイムズだ!」

酷い乗っ取り宣言である。

それはさておき、3週目は豊田会長のアメリカ自動車殿堂入りをネタに。4週目はフィギュアスケート・ペア金メダリスト“りくりゅう(三浦璃来さん、木原龍一さん)”の話題から「陸の龍→ランドドラゴン」の流れで「陸の巡洋艦→ランドクルーザー」とつないだ。

だが、2~4週目は豊田会長から反応なし。ラブコールは一方通行に終わるかと思われたが、ちゃんと届いていた。

迎えた5週目、2月28日。ラジオブースの電話が突然鳴る。「豊田章男です」。ちなみに何も知らされていなかった2人は、豊田会長が名乗るまで、本人と信用できず2度電話を切った。

こうして蒲郡(愛知県)と東京を結んだ豊田会長の電話生出演が実現したのだった。

「だったら番組に出ようよ」

カギを握っていたのは、2人の推測通り豊田会長の秘書(豊田会長曰く“ゴーストライター”)だった。実はこの秘書が、ラジオのリスナーで、1週目の放送を豊田会長に伝えたところ、1時間も経たずに「ちょっといまから聴きます」と返信。5分後には「面白いね」と返ってきたという。

2週目・3週目・4週目と豊田章男トークを続けるたびに、秘書は伝え続けていた。もちろん豊田会長もすべて聴いていた。

そして4週目の放送後、会長に直接「メッセージを送りませんか?」と提案した際、会長の返答はこうだった。

「だったら番組に出ようよ」
「出るとしたら早い方がいいんでしょ?」
「来週は東京にいないから電話で出るってことでダメなの?」

余談だが、連絡先も知らなかった秘書は、番組ホームページからメール。偽物(ネタ投稿)と思われないよう、従業員証と名刺の写真も添付し、会長とのLINEのスクショまで付けたそう。

SNSでは「オヤジ登場!w」「三四郎と豊田会長の絡みが最高すぎる」「電話出演わろた」と大きな反響を呼んだ。

若者の悩み、どう答える?

勢いそのまま、翌週にはトヨタの番組提供が始まり、4月にはリスナーから人生が色鮮やかになる「バチボコ*」を募集するコーナーとタイアップ。
*小宮さんが多用している言葉。「ものすごく」「とても」「めちゃくちゃ」を表現したいときに使う。

誰も想像できなかった広がりを見せる中、豊田会長宛てに若者リスナーから将来を相談する手紙が届く。今回のポッドキャスト番組は、手紙を読んだ豊田会長の、若い人たちの質問にどんどん答えていきたいという想いから誕生している。

第1回のお悩みは千葉県の16歳。

「たくさん稼げるけどあまり興味がない仕事と、あまり稼げないけど趣味を仕事にすること、どちらが大切か」

小宮さん、相田さんにとって、お笑い芸人としての今は「趣味に全ベットした結果」だそうだが、かつては月収3万円だった時代もあったという。「結果的には良かった」と口をそろえたが、残念ながら売れていない芸人も見てきた。「『そっち(趣味)の道に行け』と言い切れはしない」「責任は持てないから」と正直に付け加えた。

では“親父”豊田章男の見解はというと。

今年70歳を迎え「アルバイトとかも含めたら、ほぼ60年(仕事をしてきた)。60年も経験してくると、仕事って人生なんだよね」。「趣味は楽しいもの。仕事は人生だから山あり谷あり嵐あり。いろんなことがある」と続ける。

そのうえで「趣味はね、楽しいものにしといた方がいい」と回答した。

また「その趣味、本当に好きかどうか。一生楽しめるかどうか。その趣味と会話してみてください」とも語りかける。いつか家族ができ、自分以外の誰かのために稼がなければならない時が来るかもしれない。最後は「まだ時間はある」と背中を押した。

三四郎さんと豊田会長、それぞれの経験からくる回答、初回の配信はこちらからどうぞ。

「VS 豊田章男」、次回はどんな若者の悩みに答えるのか。配信は8月の毎週土曜日を予定している。

ご視聴はこちらから。
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