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クルマを愛する全ての人へ「ありがとう」 自動車会議所『クルマ・文化・社会・パートナーシップ大賞』表彰

2026.04.17

日本自動車会議所が行う『クルマ・文化・社会・パートナーシップ大賞』(CSP大賞)の第5回表彰式。豊田章男会長が賞に込めた想いを語った。

2026年3月16日、日本自動車会議所(会議所)は「クルマ・文化・社会・パートナーシップ大賞(CSP大賞)」の表彰式を開催した。

CSP大賞は、2021年に会議所と日刊自動車新聞社が創設。自動車産業で働く550万人や自動車ユーザーの社会貢献活動を「ありがとう」の想いを込めて表彰する制度だ。

国民の生活維持と文化向上に車は不可欠。1946年の会議所設立時の理念を受け継ぎ、2025年に新会長に就いた豊田章男会長は、就任のあいさつで「クルマをニッポンの文化に」という言葉を掲げた。

2025年の会長就任時

その決意をCSP大賞にも反映し、第5回からは賞の名称に「文化」という言葉を追加。表彰式冒頭では、このようにあいさつした。

「ありがとう」で広がる「場」

豊田会長

皆さま、本日は「第5回クルマ・文化・社会・パートナーシップ大賞」、通称CSP大賞の表彰式にお越しいただき、誠にありがとうございます。主催者を代表して、心より御礼申し上げます。

この賞は、自動車業界で働く550万の仲間、そして日々クルマを愛し支えてくださっている自動車ユーザーの皆さまへ、改めて「ありがとう」を伝えるために、2021年に創設いたしました。

そして今年、第5回を迎えるにあたり「文化」という言葉を名称に加えました。これは、私自身が掲げた「クルマをニッポンの文化に!」という思いを、より強く社会に発信したいという願いによるものです。

CSP大賞の目的は2つあります。1つ目は、自動車に関わる全ての方々が果たしてこられた貢献に対し「ありがとう」と感謝を伝えること。

2つ目は、その素晴らしい取り組みを、表彰を通じて広く社会に届け、同じような挑戦がさらに広がっていく一助とすることでございます。

今年も、文化の向上、ファンづくり、イノベーションや課題解決、地域連携、そして現場での貢献など、実に多様で、心を動かされる取り組みが寄せられました。

いずれも「クルマをより良くしたい」「社会の役に立ちたい」という強い想いのもと、自ら動き、仲間を巻き込み、継続してきた成果だと思います。

私は、今年の書初めに「場」という漢字を選びました。「現場」ではなく、あえて「場」としたのは、一人ひとりにいろいろな「場」があると考えたからです。

ある人には「挑む場」、ある人には「支える場」、ある人には「鍛える場」。

それぞれの「場」で行われる、一つひとつの改善と、一人ひとりの地道な努力が、必ず誰かの役に立ち、明日の社会を変えていくと思っております。

今日受賞される皆さまの取り組みは、その象徴です。

皆さまの活動が、業界の枠を超え、世代を超え、未来のモビリティ社会につながる大きな力になっていくことを、私は心から確信しております。

この賞が、多くの人々に、挑戦の「場」、成長の「場」、いろいろな「場」を提供するものになれば、こんなに嬉しいことはございません。

最後に、応募してくださいました皆さま、支えてくださった関係者の皆さまに、改めて感謝を申し上げます。

共に「もっといいクルマを」「もっといい社会を」「もっと豊かな文化を」つくる仲間として、これからも挑戦を続けてまいりましょう。

本日は誠におめでとうございます。そして、ありがとうございました。

受賞した取り組みを紹介

今回、大賞に選ばれたのは、アイシンの乗り合い送迎サービス「チョイソコ」。

公共交通機関が少ない地域での移動を支えることを目的に、自治体や民間企業と連携しながら全国各地で展開。単なる送迎にとどまらず、外出機会の創出を通じ、地域住民の健康やつながりを支える取り組みが評価された。

チョイソコの詳細はこちら。あなたの街にも走っているかもしれない。

アイシンは大賞と共に部門賞(モビリティ・ソリューション賞)も受賞した

そして、選考委員特別賞には2つの取り組みが選ばれた。

1つは、埼玉県小鹿野町による地域活性化プロジェクト「ウエルカムライダーズおがの」。20年近くにわたって地元の警察や事業者とも連携し、町全体でバイクライダーを歓迎する体制を構築。交通安全と観光を両立させた「オートバイによるまちおこし」を進め、今やライダーの聖地にもなっている。

もう1つは、過去にトヨタイムズでも取材したトヨタの「ドライブレコーダー119」。火災や交通事故などの緊急時、消防局のオペレーターが119番通報だけでは現場状況を把握できない際、周辺を走る車両のドライブレコーダー映像を確認。視覚的な情報を得ることで、迅速かつ適切な救急・救助・消火の初動対応を支えるシステムだ。

受賞者からは「今回の受賞は、私たちの取り組みが社会に認められた証と大きな自信になりました」「(関わった)全員と喜びを共有したいと思います」という声が上がった。また、中には感極まって涙ぐむ場面も。

その他、各部門賞として「モビリティ・ソリューション賞」で2件、「地域・コミュニティ活性化賞」で3件、「環境貢献賞」で3件、「くるまファン拡大賞」で3件が受賞。

受賞した企業一覧はこちら

CSP大賞という「場」を通じ、広がっていく感謝と挑戦。選考委員特別賞に選ばれた「ドライブレコーダー119」の現在の様子は後日、トヨタイムズニュースにて特集する予定だ。

公開された際は、ぜひご覧いただきたい。

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