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2020.12.29
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3分で読み解く トヨタの水素戦略 なぜトヨタはMIRAIをフルモデルチェンジしたのか

2020.12.29

2020年12月9日に発表した新型MIRAI。前田昌彦チーフテクノロジーオフィサーが行ったプレゼンを「視覚」で伝える。

新型MIRAIの記者発表会にてカーボンニュートラルについて説明する前田昌彦チーフテクノロジーオフィサーカーボンニュートラルとは、モノが生産され、廃却されるまでの間にCO2の排出量と吸収量が±0になることカーボンニュートラルのためにできること①「つくる」「使う」「捨てる」でCO2を±0にする②発生したCO2を回収・再利用する水素の3つの特徴①「使う」ときにCO2が発生しない②さまざまな素材から得られる③「貯める」「運ぶ」が簡単福島県浪江町にできた世界最大級の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」2021年3月期 第2四半期決算発表での豊田章男社長のコメント「今、私たちに求められているのは、地球環境も含めた人類の幸せにつながる行動を起こすこと」トヨタの電動化戦略はHV、PHV、EV、FCVなどの電動車両をフルラインナップでそろえることトヨタが構える各種電動車両トヨタの想いは「エコカーは普及してこそ環境への貢献」カーボンニュートラルにはエネルギーの多様化が必要。クリーンなエネルギー源である水素は重要な柱の一つ水素インフラとクルマは「花とミツバチ」の関係。互いに求め合い、バランスが取れて初めて共存できる水素から電気を起こすFCシステムはトラック、船、鉄道、月面車などにも転用ニーズがある初代MIRAIのFCシステムは転用が難しく高コストだった2代目MIRAIはFCシステムの性能を向上。幅広い分野で転用を視野に開発を進めてきた既に幅広い分野で関係企業との連携が進み始めている水素社会の実現に向けては「つくる」「運ぶ」「使う」のすべてのステージでコストを抑えなければならない。そのためには、政府やさまざまな産業と協調が必要2020年12月7日、世界に先駆けて水素社会を実現するため、水素バリューチェーン推進協議会が設立MIRAIは水素社会実現の出発点になる
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