2026.04.13
2025年度にトヨタの工場で初めてカーボンニュートラルを達成した田原工場。現場には大きな設備から小さな工夫まで、ワンチームの取り組みが詰まっていた。
愛知県田原市にある田原工場。東京ドームおよそ80個分の敷地で約9000人が働く、トヨタの国内最大規模の工場だ。
そんな巨大な工場が2025年度にトヨタの工場単位の取り組みとして初めて達成したのが「カーボンニュートラル」。
カーボンニュートラルとは、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量をできる限り削減したうえで、どうしても避けられない排出量については、その分を森林管理などの環境保全活動による温室効果ガスの吸収量でつり合いをとるという考え方。
対象となるのは、田原工場内の敷地内で行われる車両の生産活動から生じる温室効果ガス排出量だ。
工場に導入されていたのは、一際目を引く高さ145mほどの国内最大級の風車や、テストコースに設置されたおよそ1200枚の太陽光パネルなど、温室効果ガスの排出量を減らす大規模な設備の数々。
それだけでなく、クルマの製造工程でも排出量の削減に尽力。
「One田原という言葉で工場全体がワンチームとなった」
こう担当者が語るように、従業員一人ひとりがカーボンニュートラルに意識的に取り組めるような工夫も行われていた。