2024.04.15
水素で走るゴミ収集車と救急車が、福岡市で日本初デビュー。番組後半では新型クラウンも登場!FCEVでも妥協なき乗り心地に迫った。
3月8日、福岡市は日本初となるFCEV(燃料電池車)のゴミ収集車の導入と救急車の実証開始を発表した。当日は車両のお披露目も行われ、高島宗一郎市長が出席。「日本を水素社会へと一歩ずつ近づけていく」と語った。
自治体を挙げて「水素リーダー都市プロジェクト」に取り組む同市。2015年には、下水からつくった水素を供給する世界初のステーションを設置。2022年にはトヨタと協定を結ぶなど、プロジェクトを推進してきた。
今回トヨタイムズニュースは、福岡市で活躍する水素の「はたらくクルマ」を特集。深夜にゴミ回収を行う同市で、FCEV収集車がどう役立つのか。答えは映像でご覧いただきたい。
ニュース後半は、福岡トヨタ主催の「水素エネルギー×モビリティサミット」へ。会場はクラウン専門店「THE CROWN 福岡天神」。現地には最新のクラウンセダンFCEVが展示された。
「クラウンの型はセダン」。豊田章男会長がそう語ったように、特別な意味をもつセダンでのFCEV。開発を担当したチーフエンジニアは「カーボンニュートラルや水素社会をクラウンブランドでしっかり引っ張れるように」という想いを込めたと語った。
イベントではさらに、人気ロックバンドLUNA SEAやX JAPANなどのギタリスト・ヴァイオリニストのSUGIZOも登場。初代MIRAIユーザーでもあるSUGIZOが語った水素の可能性とは。
福岡市とトヨタが目指す水素社会。新たなる一歩をお見逃しなく。