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2026.09.25
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世界で戦うために必要なものとは。佐藤こころと松井沙麗の新たな挑戦

2026.09.25

中日スポーツ・東京中日スポーツWeb「トーチュウF1 EXPRESS」とのコラボ企画第17弾は、F1に併催される女性専用シリーズ「F1 ACADEMY」のルーキーテストに参加した佐藤こころと松井沙麗を取り上げる。

中日スポーツ・東京中日スポーツWeb「トーチュウF1 EXPRESS」とのコラボレーション企画第17弾は、F1に併催される女性専用シリーズ「F1 ACADEMY(アカデミー)」のルーキーテストに参加した佐藤こころと松井沙麗を取り上げる。

9月11日にスペインのナバラサーキットで行われたテストでは、日本の女性限定シリーズ「KYOJO CUP」で上位を戦う実力を発揮。二人とも好パフォーマンスを見せた。

海外志向が強かった佐藤は、支援を受けるトヨタのサポートでテストに参加。8月末に英国で行われたトレーニングキャンプを含め「レースに対する考え方が変わりました」と大きな刺激を受けた。キャンプでは体力測定などに加えて栄養学を含めた体づくりの授業もみっちり受け、「日本で経験したことがないことばかりでした」と世界の広さを実感した。

参戦3年目のKYOJOでは表彰台の常連で、今年も現在ランキング5位タイにつける。「KYOJOでは疲れたことがありませんでした。でも、男性に交じって戦うなど将来を考えたら、もっともっとトレーニングしなければ―という必要性を感じました」。目標に掲げるF1やスーパーフォーミュラに近づくためには、体づくりの見直しを痛感。すぐにトレーニングの強化を始めたという。

スペインのテスト走行では、午前&午後のセッションとも4番手タイムを記録。「実力者が多い中でのポジションは自信になりましたが、区間タイムの(自己)ベストをつなげると全体ベストに…。まとめきれなかった悔しさは残ります」と負けん気の強さを見せた。

一方の松井は育成契約を結んでいるウィリアムズからの要請を受けての参加。昨年まではヨーロッパを舞台にレーシングカートを戦っていたため、「1年ぶりに戻ってこられたのがうれしかった」。慣れ親しんだ環境で走れ、水を得た魚のように生き生きとしていた。

午前中は11番手タイムに終わったが、午後は5番手まで挽回。「走ったことがないコースでとても不安でしたが、走ってみると想像以上に難しくて。午後は少しずつ慣れて5番手タイムで終えられました。本当に貴重な体験になりました」。フォーミュラカーに乗り始めたのが、今年1月のKYOJOから。初めて走るコースに慣れる必要もあったが、最終的には自身のパフォーマンスはアピールできたようだ。

昨年までウィリアムズの育成プログラムで欧州カートを戦った松井は、本来なら今年はF1アカデミーに進みたい思いもあった。ただ、まだ15歳という年齢がネックになり、規則が緩和された日本のKYOJOへ進んだ。

シーズン当初はなかなか思うような走りができなかったものの、9月上旬の第3戦に向けた練習走行では何度もセッショントップタイムを記録。本番でも自己ベストの5位でゴールした。来年の去就はまだ分からないが、「(テスト参加という)素晴らしい機会を与えてくださったチームや、協力してくださった皆さまに感謝します。この経験を今後のレースに生かしていきたい」と締めくくった。

初めて参加したF1アカデミーのルーキーテストで、それぞれ存在感をアピールした二人。世界の広さを実感しつつ、さまざまな可能性が広がる将来に向けた目標も感じ取った。

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