目指したのは「世界の舞台」ラリージャパン出場の勝田貴元選手が語る、WRCへの思い

2022.11.08

愛知・岐阜でいよいよ開催されるラリージャパン。トヨタイムズでは、その魅力や観戦の楽しみ方をシリーズで特集する。
前回に引き続き、TOYOTA GAZOO Racingの勝田貴元が、富川悠太とドライブ。レーシングドライバーからラリードライバーに転身したきっかけや、「世界の舞台」にかける思いを語った。

ラリージャパンの開催地である愛知・岐阜を、約1日かけてドライブした勝田貴元選手(29歳)と富川悠太。もっとも、ラリーで普段から長距離を運転する勝田にとっては苦でもないのだという。
祖父・父と、3代続くラリードライバーの勝田。ただ、ラリー界にどっぷり浸かって生きてきたという訳ではない。元々はレーシングドライバーとして活躍していたにも関わらず、レースからラリーへと転向することとなった。そのとき勝田は23歳。どのような思いがあったのか。

富川
ラリーに転向したきっかけは何ですか?

勝田
やっぱり一番は「世界に行きたい」「世界で活躍したい」という思いがありました。レースはすごく好きだったので続けたい気持ちはあったんですけど、(F3で)チャンピオンは獲れなかったし、F1なんて行けるわけないだろうって思って。それが大きかった。
そこでWRCにトヨタが参戦するという、そのタイミングが全部重なって踏み切れましたね。どれか1つでもタイミングがずれてたら、行きたくても行けなかった。いろんな意味で、縁を感じました。

富川
「レースならF1」で「ラリーならWRC」?

勝田
そう思っていました。「世界で活躍したい」っていうのがずっとあったので、漠然とした目標で、世界で活躍する=F1ドライバーだと。ラリーだったら間違いなくWRCです。

富川
目指すのはドライバーズタイトルですか?

勝田
もちろんです。そこしか目指していないというか、それがなかったら続けていられない。簡単なことじゃないというのは誰よりも理解していますが、それでもそこを目標にやっていかないと、やっている意味もないです。

12年ぶりに開かれるラリージャパンでは、勝田は初めて「世界の舞台」として日本の地を走ることになる。動画では、リエゾンとなる、日本の伝統的な城下町(岐阜県恵那市の岩村町本通り)を散策した。ぜひ、動画を見て勝田選手を応援していただきたい。

01:04 道中にハプニング
01:50 日本のコースの特徴は…
02:32 勝田選手は乗り物に酔いやすい??
03:13 ラリー転向のきっかけは
05:37城下町に到着!
06:51 〇〇風五平餅
08:50 200年前から守る味
10:19 勝田貴元のグルメリポート!
11:56 勝田選手からのメッセージ

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