トヨタイムズ

WRCで活躍する勝田貴元選手出演! 親子3代そしてトヨタとの絆

TOYOTA NEWS 2021.11.15 UPDATE

11月10日に配信されたトヨタイムズ放送部に、世界最高峰のラリー、WRCに参戦中の勝田貴元選手(以下、貴元さん)がスタジオ生出演。WRCの魅力に加え、ラリードライバーから見たトヨタの強みなどを深掘りしつつ、「モリゾウさん」「タカ」と呼び合うほど近しい関係の豊田章男社長とのエピソードトークを展開した。

貴元さんは同番組でもたびたび登場する全日本ラリーチャンピオンの勝田範彦さんを父に持ち、祖父の勝田照夫さんもラリードライバーという家庭に育つ。現在は「TOYOTA GAZOO Racing WRC チャレンジプログラム」育成選手として、WRC全戦に参戦中だ。今回は、1118日〜21日におこなわれるイタリア・モンツァでのWRC最終戦を控え、一時帰国中での出演となった。

WRCにフル参戦する日本人選手は貴元さんが初となり、森田キャスターに心境を問われると「今年からフルで参戦したことで、世界中を飛びまわり家にいる時間もなくてスケジュール的にはハードだが、その分、世界中のさまざまな道を走ることができ、自分のキャリアにとって重要なシーズン」と想いを述べた。

番組内では、写真や映像とともに「世界一過酷な道」と言われているWRCを解説。ケニアのサファリや-20℃の雪山など、世界各地のラリーシーンが映し出された。

「ラリードライバーはフィジカル面やメンタル面はもちろん、目や耳からの情報を処理する能力も重要」と語り、頭を鍛える独自のトレーニング方法も紹介してくれた。

開催地によって気候や地形、標高などが異なるWRCは、エンジンや車体の負担になることが多くセッティングも大きく変わるという。貴元さんは、「いろいろな道を走ることで、いろいろなデータを取ることができる。それは市販車にもものすごくフィードバックされている」と語った。また、「毎年同じ(場所での)ラリーでも、気温や前日の雨などでコンディションは変わる。ラリーのたびにというより、ラリーの中でクルマも改善され進化している。道に鍛えられている」と話した。

今シーズン、第6戦のサファリラリーで2位を獲得。初めて表彰台に立った気持ちを問われた貴元さんは、うれしさはあったものの悔しさの方が強かったと振り返った。そんな貴元さんのもとに「モリゾウさん」こと豊田社長からすぐにメッセージが届いたという。そこには「タカ!本当にすごい! 少し悔しいけど、すごく嬉しい!(一部省略)」と記されていた。

貴元さんは「自分と同じように『少し悔しい』と感じてくれたことにこみ上げてくるものがあった。いつも選手と同じ気持ちでいてくれていることに感謝しているし、今度は優勝の報告がしたい」と、今後の意気込みを力強く語った。

さらにチームの代表を務めるヤリ-マティ・ラトバラ監督から、この日の放送のためにスペシャルなビデオメッセージが。「近い将来メインチームのドライバーになってほしい。2023年にはタカをチームのドライバートップ3に迎えられたら素晴らしい」という言葉に、貴元さんは笑顔を見せた。

また、先日11月7日に開催された「TGRラリーチャレンジ第12戦 豊田」では、イベントの撤収間際、範彦さんを助手席に乗せデモランを急遽披露。その映像が流れると、「モリゾウさんから、『お父さんと乗ってきたら?』と声を掛けられまして……」と当日の様子を照れくさそうに話す姿が印象的だった。

毎週水曜日12:00からYouTubeで生配信しているトヨタイムズ放送部。次回(20211117日)は、ゲストにレーシングドライバーの佐々木雅弘選手が登場予定。ぜひ、お見逃しなく!

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