たくろうさん、トヨタをイジっていただきありがとうございました。M-1優勝から約1カ月、コラボCM撮影までの日々をインタビュー!
「世界に誇る〜」
「トヨタ⾃動⾞ー!」
2025年12月21日に行われた「M-1グランプリ2025」の決勝戦。吉本興業所属の漫才師・たくろうがチャンピオンに輝いた。
過去最多の11,521組がエントリーした大会での優勝。単純計算で0.01%未満の確率での王者獲得。
冒頭のセリフは、決勝のファーストステージで披露した漫才「リングアナ」で飛び出たフレーズだ。大会直後には、トヨタ公式SNSからこんな投稿が。
これに対し、「CMに起用しましょう!」「是非、コラボを」などの声が殺到。
そして決勝から約1カ月、ついにその日がやってきた。
たくろうさん、お待たせしました
2026年1月27日、トヨタ公式SNSで「トヨタスーパースペシャルタイトルマッチ」と題した映像が公開された。
赤木裕さん(写真左)は普段の舞台衣装に対し、きむらバンドさん(同右)はタキシードを着用。
撮影現場では、ネタに合わせて実際にリングを設置。クルマも並べてネタを披露する、今回限りの“特別ライブ”になった。
2人の軽妙なやり取りや醸し出す空気感に、監督やスタッフの笑みもこぼれる。
また、テイクが重なった際は「大丈夫ですよ!」「何回でもやりますんで!」という2人からの声かけもあり、現場は終始和やかな雰囲気に包まれた。
完成した映像は、本記事末の関連リンクからご覧いただきたい。
そして撮影後には、たくろうへのインタビューも実施。
「トヨタ自動車」というワードを入れた理由に、優勝賞金1,000万円の使い道。チャンピオンまでの道のりを振り返るなど、漫才の王者に今聞きたいことを質問してみた。
ネタに「トヨタ自動車」を入れた理由とは
Q. M-1 2025の優勝が決まった直後、トヨタの公式SNSで2人を祝福する投稿がありましたが、どう感じましたか?
きむら
まさか、僕らが勝手に使わせていただいたのに、あんな祝福をしていただける懐の深さにびっくりしましたね。
赤木
むっちゃウケたんだよね、「トヨタ自動車」のところ。僕らの方こそ感謝というか、トヨタがあったからこそ、M-1優勝できたのかも…
赤木・きむら
しれない。
Q. その後、正式にトヨタからオファーが来て、どう思いましたか?
きむら
めちゃくちゃ嬉しかったですね。
ネタでも「世界に誇る」とは言わせていただきましたけど、ほんまに世界に誇るトヨタ自動車さんから、我々にオファーが来るというのは夢みたいでした。
赤木
とんでもない大企業さんですし、僕らが勝手に使っただけですし。
赤木
僕のノートでピュッと書いただけですから、それがこんな形になって広がるというか、なんか規模の大きさというか、我々のやったこと…ありがたい…トヨタさんも(反応)してくれて…びっくり…
きむら
すみません、メモ取りにくいと思うんですけど。めちゃくちゃ嬉しかったです。
Q. なぜ、ネタに「トヨタ⾃動⾞」というワードを使ったのですか?
きむら
これは、なんでなんですか?
赤木
ボクシングでも言うような上の句「世界に誇る」があって、その下の句は一体何かなって。
老若男女、みんなが思う、日本が世界に誇れるものは何だろうかと考えたとき、1個目がトヨタ自動車でした。
「失敗はできぬ!」 トヨタ社員に囲まれて
Q. ボクシングに絡めて、本物のリングでの撮影でした。現場に⼊ってどう感じましたか?
きむら
なんか、意外と(床が)ふかふかやなと。
赤木
弾力あるんやっていう。
きむら
それと、リングが関係しているのか分からないですけど、ずっと静電気が走りまくっていまして。(2人が)触れるたびにバチバチしていました*。
*撮影中には、2人の間に静電気が走ってリテイクする場面もあった。
赤木
ロープも(静電気)きましたもんね。
それと、衣装。僕…設定上しゃあないんでしょうけど、(きむらの衣装を)着たかったなぁと思いました…
きむら
タキシード!
赤木
1人だけ用意してもらって…
きむら
これ(カマーバンドを)巻いていただいているんですけど、背筋が伸びるので、姿勢のいい僕を見ていただけて嬉しいですね。
赤木
ありがたいですね(笑)
Q. 今⽇の撮影を振り返っていかがですか?
きむら
めちゃくちゃ緊張しましたね。何せ、たくさんの人がいまして。
赤木
そうですね、こんなに人が…
ほんまに盛りなしで、カメラの向こう側に200人ぐらいいるんです。
きむら
盛るやん。めっちゃ盛るやん。そんなにはいないんですけど、(ライブの)お客様とも違うし、ネタ合わせやったら2人だけでやるんで、特殊な環境ですごく緊張しましたね。
赤木
きーーんちょうした。
きむら
ね!
Q. 現場にはトヨタ社員や関係者もいましたが
きむら
だからこそですよね。
赤木
「失敗はできぬ!」と。
きむら
我々が(トヨタの名前を)使わせていただいたご縁をきっかけに、お仕事までいただいているので「失敗したくない」がね。
赤木
「絶対に間違えられない」というプレッシャーの中で戦いました。
優勝賞金1,000万円の使い道は・・・
M-1での優勝後、赤木さんはトヨタからの祝福投稿にこんな反応をしていた。
これについては…
Q. M-1の優勝賞⾦1,000万円の使い道として、シエンタの購⼊は考えていますか?
きむら
僕、本当にドライブが趣味なんですよ。
自家用車は持ってないんですが、今言われて「確かにありやな」とは思いました。赤木は、シエンタの購入は?
赤木
ほんまに実家でシエンタ乗ってるんです。新しいのに買い換えてあげるという親孝行もあるのかな。
ちなみに、おい、おい、おいくらくらいなんですか…
きむら
僕らはクルマ買ったことないから、値段も知らないですからね(笑)
赤木
僕は、免許は持っていますけどペーパードライバーで。買うとしたら両親に、という形なんですけど…おいくらくらい…
きむら
ちゃんと後で調べよう!調べた上で、検討を。
ちなみに、シエンタの現在の価格は約200〜300万円。
インタビュー後に2人に伝えると、「優勝賞金1,000万を半分ずつで、1人500万円。ありやなぁ・・・」と顔を見合わせた。